こんにちは。去年から作ってたTaxnoteのAndroid版をついにリリースしました。
Taxnoteは2014年2月にiOSアプリとして始めてリリースしたんですが、自分が想像してた以上に好評で、これに気を良くしてコツコツ改良をしていった結果、おかげ様でAppStoreでも人気の会計・確定申告アプリとなりました。
こうなったらAndroid版も出すかと前から考えてたのだけど、Androidを覚えるのが面倒だなあ、しんどそうだなという思いから二の足を踏んでたんですが、iOS版で念願のグラフ・チャート機能とクラウド同期ができたのもあり、そろそろやるかと思い腰をあげて作り始めました。
Taxnoteってなにがいいの?
Taxnoteを作ったきっかけは、2014年に書いた開発秘話に詳しいのですが、簡単に言うと、PCの会計ソフトで帳簿入力をするのが面倒すぎたので、最高に入力しやすいアプリを作ったるという思いからでした。
なにより、スマホならなにかを購入した直後に経費入力することができる。この、その場で速攻で入力できるというのには一番こだわっていて、Taxnoteは片手で、最低限のタップ数で、ボタンも押しやすい操作性というのを追求してます。
あと、PCのキーボードで帳簿を入力するのって結構面倒で、さらにパソコンで起動するまで時間かかるし、ITに疎い人のPCって起動まで平気で数分かかって、会計ソフトも激重になってるんですよ。このへんもTaxnote使いやすいと言ってくれる人の理由らしい。
TaxnoteのAndroid版では、帳簿を爆速で入力する、簡単に編集する、データを会計ソフトに出力するということが楽チンに出来ます。
まだまだiOS版に比べて本当にシンプルな状態だけど、これから精力的にアップデートしていきたいと思っております。iOS版でもそうだったけど、初期のほうで有料版を購入してくれた方は得するように、最初は価格も低めに。
アプリ内のボタンから要望・質問が送れます
なにげに、一番Taxnoteで好評なのは、アプリ内の「要望・質問を送る」ボタンです。ここにメッセージしてもらえると、24時間以内に僕が返信して、ユーザはアプリを開いた時に返信があったらメッセージを読めるという仕組み。
ここでは、確定申告が始めてでなんもわからん!といった人からの質問や、アプリの使い方がわからないところ、要望など、僕が答えられる範囲のことは出来るだけ早く返信するようにしている。
最近は、実験的に電話対応も始めてみた。アプリ操作の質問から、確定申告のことから、電話だと圧倒的に詳しく説明できるので、こちらとしても、「ああ、こういうところで引っかかるのかー」とか発見がめちゃくちゃ多い。
なので、Taxnoteをダウンロードした方は遠慮なくお願いします。
最近、いろいろな質問をもらった経験をもとに、下記の記事も書いた。あと、みんなが詰まるクレジットカードの仕分け方法とか、すべてを楽チンにする簡易簿記の話とかも書いてる。
開発を手伝ってくれてる方
プログラミングって難しいし設計とかは得意な人に聞くのが一番なので、今回はAndroidが得意なエンジニアの人にいろいろ手伝ってもらってます。
岡野さん(@operandoOS)には、新規プロジェクトを作成の段階から、設計、画面の作り方などAndroidのイロハを毎週Skypeで教えてもらいました。Android版の骨組みはほぼ作ってもらったようなもので、そのコードを見ながら僕は覚えていった感じです。まだ若いのに経験豊富で将来が末恐ろしい。
野崎さん(softcommu.com/)には、今年に入ってから機能追加をリモートで手伝ってもらっている。企業で偉いところまでいった後独立したベテランの方なので、いろいろ仕事がやりやすいよう取り計らってくれるのがすごい勉強になる。
Taxnoteって地味なアプリだけど、出来る限りたくさんの人に使ってもらえるよう、これから頑張ってよいものにしていきたい。
*家計簿と読み上げのアプリ作ってます。自己紹介と過去ログはこちら。