Netflixが作ったドキュメンタリー番組。プリントザレジェンド。Netflixで見たら日本語字幕あり。

Facebookで教えてもらったんだけど、この番組は最近見たテクノロジー系のドキュメンタリーではピカイチの面白さだった。

3Dプリンタのスタートアップ業界の光と闇、ドロドロとした成長物語を素晴らしいエンターテイメント作品にしてる。

何が面白いかというとですね、3Dプリンター業界のスタートアップの成長の軌跡を辿るんだけど、分かりやすいエンターテイメント作品になっていて、業界オタクじゃなくても楽しめる出来。

これはすごい。Netflixの製作陣すげえと思った。(2014年のSXSWで特別審査員賞をとったインディーズ作品をNetflixが買い取ったと教えてもらいました。)

例えば、メーカーボットという急成長した3Dプリンター作る会社のCEOをジョブズになぞらえて、最初はオープンソースにするという理想を掲げていたけど、途中からクローズドになって業界から批判されるくだりがある。

メーカーボットの元従業員がいっぱい出てきて、奴は会社の成長と共に、エンジニアやデザイナではなく、ビジネス野郎たちとつるむようになって、どんどん強権を発動するようになったと、恨みつらみを言う。

最終的には、でかい会社と合併して上場するんだけど、もう、完全にこのメーカーボットのCEOはこの番組内では悪者として描かれている。

そして、キックスターターでたくさんの出資を獲得したものの、遅延続きでなかなか製品を出荷できない、もう一つの3Dプリンタスタートアップフォームラボの話。

この会社のCEOはプレゼンが下手で、コミュニケーション能力も低い。共同創業者ともケンカ別れしてしまう。だけど、最終的には少しずつ成長して行って、ケンカ別れした共同創業者とも仲直りし、なんとか製品も出荷して、次の調達を完了。と、こっちはこの番組内ではイイものてきな扱い。

とは言っても、メーカーボットに比べて、成功の規模は全然違うわけなんだけど。

さらに、このフォームラボという会社に対して、特許侵害で訴えてくるという会社も登場する。そして、その会社のCEOもすごい悪人っぽいおっさんとして描かれている。(笑

そして、きわめつけは、3Dプリンターを使って銃を作る、アメリカ人の兄ちゃん。こいつもめちゃくちゃ悪い顔して、「メーカーボットが俺の作品を締め出すなら自分でサイト作って公開してやるぜ!」とか、キレキレなんです。

こんなに登場人物のキャラがはまっているドキュメンタリー番組はかつてあっただろうか!まあ、多分、Netflixの製作陣の腕がいいんだろう。

いやあ、Netflix、30日間の無料期間だし入ってみるかと思ったら、この作品だけで元取れたんじゃないかってぐらい面白かった。

スタートアップとか、テクノロジーに興味ある人は楽しめるし、あまりそういうのに興味ない人と一緒に見ても、その人退屈しないかもってぐらいエンターテイメントになっております。


*家計簿読み上げのアプリ作ってます。自己紹介と過去ログはこちら