前々からやってみたかった、英語以外の言語を勉強してみることにしました。スペイン語です。話者の多さとネットでの利用率から考えると中国語の方が良かったんだけど、Netflixオリジナル作品に音声がないのでスペイン語にしました。
語学学習をしてみようと思った理由はいろいろあるんだけど、一つに、「最近何してるの?」と言われた時に「うーん、まあ普通にアプリをアップデートとか。。」とかしか言えてなかったので、ドヤ顔で「スペイン語です。一年後ぐらいには喋れる様になる予定や。」と何かに打ち込んでる人間をアピールしてみたかったのが一つ。
もう一つは、英語は海外ドラマと海外のPodcastで独学したんだけど、そのノウハウが、義務教育してない他の言語でも通用するかというのを試してみたかったのがあります。
後、英語自体もネイティブみたいに綺麗に喋れないんだけど、そもそも日本語も漢字あまり書けなかったりするから、他の言語も勉強してみたほうが人生楽しいかなと。
正直、語学学習っていろいろな習得方法があって、それぞれの人がいろんな方法を試した結果自分に合致した、これが一番いいゼという「ぼくのかんがえたさいきょうのべんきょうほう」というものを持っていると思う。
僕も多分にもれず、サンプル数1なんだけど、俺専用の最強メソッドというのがあって、いろいろ理屈もそれなりにあるので書いていきたいと思います。自分でも上手くいくかも!と思った方は参考にしてみてください。
僕自身、これは上手くいかないなと思ったり、勉強自体に飽きたら速攻で辞めるか、修正を加えると思うので、現段階の暫定学習戦略みたいなもんです。先に、どういう方法で今は学習しているかという結論を書いてみる。
Netflixでスペイン語音声・日本語字幕にして、好きなドラマを見まくる
単純にこれだけです。具体的に言うと、日本語字幕が出た瞬間さっと速読して意味をだいたい掴み、その後は集中して喋っている内容を聞き取ることに集中する。ハッキリ聞き取るために、イヤホンを使うのがとても重要。AppleTVでAirpodsを使って聞いてる。
日本語字幕は圧縮されて意訳が多いので参考レベルにさっと読み、だいたいはその場面や状況の雰囲気でどうやってネイティブ言語が使われるかを意識して聞いておく。
ほぼ100パーセント最初はわからないのだけど、一時停止とかせずにそのまま普通に見続ける。元言語の字幕とかも読まずに、一時停止もしないので、ドラマも普通に楽しめて続けられる。
すると、何回も使われる最重要ワードから自然と覚え始める。僕は、「オラ」っていうのがHelloで、「シー」っていうのがYesっていうのを、ドラマを2話ぐらい見てたらまず覚えた。
僕はナルコスっていう麻薬王を扱ったドラマシリーズが好きで、それで勉強したのだが、「ハイ、ボス!了解しました!」的なシーンで、よく「シー、セニョール!」と言っているから、ボス的な目上の人には、セニョールと付けないと殺されるんだと思う。
また、「ポルファボール、私の娘が誘拐されたんです。。助けてくれませんか。。」とか、「ボスなんとか命だけは。。ポルファボール。。」とか、よくポルファボールという言葉がPleaseの様に使われているので、Please的に使うのだと思われる。
こんな感じで、単語や文法はどうしても気になった時に暇な時に調べる程度にしておいて、99パーセントの時間は普通にドラマを見続けていくとめちゃ簡単な再頻出ワードから覚え始める。
文法も知りたいなと思い始めたら、軽く文法の基礎を調べたりもしようと思っています。スペイン語は女性系と男性系で違うらしいし。これも、気になり始めた段階で調べるというのが大切。Basecamp社の社長が人を採用するタイミングに関して、「Hire someone when it starts hurting.」と言っているのと同じ理屈で、あまり先回りしないのが結果的に効率的なタイミングになる。
原理主義的には、「赤ちゃんが言語を覚えるように、本来は文法なんて一切勉強しなくていいんだ!」となるのかもしれないけど、流石に読み書きができる大人なので、並行してちょっとぐらいは調べる程度でちょうどいいんじゃないかなと。
基本戦略としては、単語とか文法のルールも頑張って調べ過ぎないようにする。重要な言葉は勝手に何回も出てくるので、どうせ覚えるから。
聞いている限りでは、「ケ」がWhatで、「コモ」がhowみたいな感じで、「ドンデ」はwhereだと思う。やっぱ英語に似ていて、英語わかるとだいぶ当てはめられるので、プログラミング言語みたいに、一つ覚えると、似ている言語はだいたい覚えやすいのと似ている。
ちなみに、Netflixの言語設定をスペイン語にすると、Netflixオリジナルのドラマは全てスペイン語で見れるので、ストレンジャーシングスとかもスペイン語で見れます。面白いドラマがたくさんあるので、飽きないのがミソ。
さて、ここまで自信満々にこの最強方法論を書いてきましたが、一番の難敵は飽き性である僕の性格かと思います。とりあえず、この方法で半年ぐらい試してみて、もし上手くいったらまたブログをアップしたいと思います。もし、上手くいかなかったり、挫折したり、飽きたら、何事もなかったようにこの話題には触れないと思います。
一応、この方法論は僕が英語を覚えたやり方をベースにしているので、英語はどうやって勉強したかを書いてみる。その時は試行錯誤して色々試したので、上手くいかなかった方法がたくさんあった。
英語は海外ドラマと英語のPodcastをひたすら聞いて覚えた
英語は受験勉強で基礎的な文法と単語を覚えたので、スペイン語のようにほぼゼロスタートとは違いました。
ただ、もちろんドラマは全く聞き取れないし、話せない、TechCrunchとかも読めない、っていういわゆる普通の受験した程度のレベル。
結果的に上手くいったのは、海外ドラマをひたすら見る、海外のPodcastを毎日ずっと流している、CNNとかを垂れ流す、とかでなんかよくわからないけどずっと英語流してたら、だんだんわかるパーセンテージが上昇してきて、後は楽しいコンテンツが英語はいっぱいあるので、自然と勝手に上達していくという好循環になった。
ただ、一番苦労したのが、最初の時で、とにかく映画を頑張って聞いても、全部雑音にしか聞こえない。Podcastを聞いても、雑音をひたすら聞いてる感じがして、なんだか壮大に時間を無駄にしている感覚。この時が一番悩んだ。
今だったら、日本語字幕でサッと読んで、後は耳で集中して聞くという方法を使うんだけど、この時は、字幕を読んではいけない、読んだとしても英語字幕でないといけないと思い込んでいました。一時停止とかしまくって、英語字幕を読んで音を聞いたりして、なんか効率悪かったと思います。
結果的に、もうめんどいからいいやと思って、ひたすらCNNニュースを毎日4時間ぐらい家事している時とかずっとイヤフォンで垂れ流ししていると、ちょっとずつわかる単語が増えてきて、最初のキャズムを超えた気がします。この時思ったのは、とにかくわからなくても量が重要なのかなと。
こういう経験があったので、スペイン語勉強にも、完全にスペイン語のみのニュースPodcastを聞いてたんです。
しかし、量が重要なのはそうなんだけど、雑音を10時間聞いてもやっぱりなんもなさそうなんです。
耳だけで聞くにはある程度わかって、3割ぐらいは理解できるようにならないといけないかなと思い、ゼロスタートのスペイン語は動画の場面で意味を推測できるドラマから初めてみた限りです。
英語の時は、受験勉強の基礎があったから、ずっと垂れ流しても2割ぐらいは拾えていて、完全な雑音じゃなかったで上手くいったのかもしれない。
ただ、圧倒的に量を聞くには、常に耳で聞く必要があるので、スペイン語も早くPodcast垂れ流しの段階に進みたい。
ちなみに、スペイン語学習101みたいなPodcastを聞いてみたけど、5割以上は英語話していたり、単語をゆっくり何回も繰り返したりする普通の学習ラジオなので、これは時間が勿体無いと思って辞めてしまいました。
同じ理由で、日本語が出てくるラジオとかは英語学習にも使いませんでした。英語学習者向けに、全部英語で説明して教えるっていうPodcastはあったけど、あれのスペイン語バージョンがあれば今の僕にはぴったりかもしれない。
話す練習はSkypeで日本語勉強してるネイティブと言語交換した
英語のPodcastとかニュースとか聞き取れるようになったら、話す練習したいなと思って、Skypeで日本語勉強してるアメリカ人と言語交換しました。日本で住んでいても、Webを探索してると英語を読んだり聞いたりする機会は自分からいくらでもあるけど、話す機会は一切なかったからです。
特に話す練習は一切してなかったけど、だいたい聞き取れるようになってたので、なぜかいきなりでもだいたい話せました。この時の経験から、まずは聞き取れるようになるのに集中しようとスペイン語学習でも考えております。
ただ、LとRは発音が難しくて、ここは教えてもらったりした。VとBの違いとかも。発音は短期的にもレッスンしてもらったほうが良い気がする。スペイン語は発音簡単らしいので、中国語だと苦労しそう。
読む練習はネットの英語記事を読んでた
英語だとネット上にいくらでも、サッカーとか、ゲームとか、Tech系のニュースとか面白いコンテンツがあるので、単語をパッと表示できるツール使ってネットで読んでたら、勝手に上達していった。
これは、スペイン語で読みたい記事が特に今のところないので、一生上達しないかもしれない。むしろ、英語と違ってスペイン語は日常的に使うことがほぼないので、今回の趣味みたいな実験に飽きると勝手に廃れていく可能性が大。英語はそこらへんに溢れているから勝手に上手くなるけど。。
この点、ネット上のコンテンツの20%ぐらいを占めるという中国語が分かるとネット上のコンテンツ理解できる割合が一気に増えるので違う世界が見られそうで良いなあ。
いや、これは新しい世界を知らない人が勝手に想像でイメージする時によくある罠で、スペイン語が分かると今まで想像もしてなかった世界を体験できて、一気に世界が広がるかもしれない。多分、そうだ。という希望のもとに頑張りたいと思います。
PS:英語は25パーセントぐらいで、スペイン語は8パーセントぐらいでした。
*家計簿と読み上げのアプリ作ってます。自己紹介と過去ログはこちら。