こんにちは、最近、神奈川県横浜市の日吉に引っ越してきたんですが、前々から気になっていた車のレンタルサービス、NORELで車を借りてみました。納車までのやりとり、あまり車がいらない地域だけど車があるとどんな感じかなどを書いてみます。

そもそも車いらない地域でなんで借りたの?

実は、東横線の日吉駅だと渋谷まで急行で20分で行けるし、都内に行ったら電車が網の目のように通っているので特に車は必要ないんです。じゃあ、なんで借りるのっていうと、単純に数年前から友達の影響でずっと車が欲しいと思ってたんです。それも、マツダロードスターとかスポーツカー系の走って楽しいやつを。

そういう思いを解消するために、ひたすらグランツーリスモをハンコン購入してやってみたり、ロードスターのムック本を全ての世代読み尽くしたり、福野礼一郎の本を読み漁ったり、湾岸ミッドナイトを何回も読んでたんです。

そうこうしてると、やっぱ車ある生活ってしてみたいなあという思いがふつふつと育ってくるわけですね。

でも、ロードスターは古い世代のやつだと安く手に入るとはいえ、車って維持費の方がかかるし、そもそも電車で十分な地域で車もつってどんな感じかわからないから、中古でも購入ってのはちょっといきなりハードル高いなあ、もっと少しずつ試しながら決めたいなあと思ってたんですよ。

そんなわけで、タイムズカーレンタルとかもよく使ってたんだけど、これ、デミオとかミニとかぐらいで、スポーツカーは借りれないんですね。

ちなみに、エニカっていう車のAirbnbというか、個人からいろんな車を借りるっていうサービスとか、面白レンタカーでロードスター借りてみたりもしました。でも、どっちもやっぱ予約して、取りに行くっていうのが面倒で、さあ、今からどっか出かけようとか、思い立った時にすぐ使えるっていう醍醐味がないので、やっぱ自分の車として欲しいなと思ってたわけです。

そこで、数年前から気になってた、スポーツカー含めていろんな車を短期間レンタルできるサービスNorelのホームページを久々にチェックしてみたわけです。

Norelの借りれる車がかなり増えてた

実は、このサービス、サービス開始当初からチェックしてて、以前にもちらっとサイトを覗いてみたことはあったんですね。

しかし、サービス開始当初は乗りたいスポーツカーは全部予約で埋まってて、ロードスターとかは半年待ちとかだった。つまり、需要に対して車が足りてないというか、乗りたい車は予約でいっぱいといった感じでした。

というわけで、これは数ヶ月間だけスポーツカーとか色々乗ってみたいという自分のニーズにぴったりだけど、実際に予約できないから使えないなあっていう感想でそっとサイトを閉じて終わってたわけです。

しかし、2018年に入ってからサイトを久々に開いてみると、借りれる車の数がめちゃくちゃ増えとる!僕の借りたいロードスターなんて、第三世代も最新の世代も5台ぐらい空いてて、普通にする予約できる状態。第三世代だったら1ヶ月4万円から借りれるのを発見。

おお、これはすごい!と興奮してたら、どうやらガリバーに吸収されて、全国のガリバーの中古車網と連携しとるらしい。これがおそらく一気に在庫が増えた要因なのかも。

というわけで、今年の2月ごろにロードスターの第三世代を予約してみました。

カーセンサーで検索したら、自分が予約する車も同時に売りに出ていて詳細が読める。そして、予約したらその車はガリバーの中古情報から消えとった。

確か、中古価格としては、確か5万キロぐらいで160万ほどで売りに出されていた。Norelでの料金は月に4万。NOREL保険入ると月々1万プラスかかる。消費税入れて、毎月5万3千円ぐらいだった。

車庫証明が面倒だった

さて、予約してから納車までに何をするかと言うと、車庫証明のための書類を送る必要がある。

僕は車庫証明なんてやったことない童貞なんだけど、これが死ぬほどめんどかった。

もちろん、ノレルから送られてくる書類にはいろいろヘルプが書かれているのだが、僕の住んでた自宅の団地は車庫証明の許可みたいな紙を発行してもらう難易度が妙に高かった。

というのも、集合住宅で、親の駐車場にリースかレンタルかわからん車の車庫証明を取るというあんまり前例のないケースだったからだ。

結果、いろいろやり直したりして車庫証明とるだけで二週間かかっしもうたのです。その後、混んでるシーズンだったのもあり、一ヶ月ぐらいでやっと納車できた。

納車は全国で出来る

ノレルを予約した時は大阪の実家にいたので、富田林のガリバーで受け取る手続きしました。

借りたロードスターは群馬にある車だったので、陸送費が25,000円だったと思う。自分で取りに行けるならこのお金かからないらしいけど、乗りたい車が近くのガリバーに置いてあるからは神のみぞ知るといったところでしょうか。

気になる保険の話

ちなみに、このノレルというサービス、レンタル料に保険やらの料金も含まれてるのが楽チンなんだけど、よくわからないのがオプションで選べるノレル保険というやつ。

サイト上にある説明を読んでも、もひとつよくわからないので、メールで質問してみた。

そしたら、免責とはうんぬん、ノレル保険の免責の場合はと軽い感じのメールが返ってきたんですね。

でもですね、僕は車買ったことすらないから、車の保険の仕組みとかあんまよく分かっとらんのですよ。

そんな僕に、保険の仕組みを知ってる前提の返信メールだと、しっかりと理解できないわけなんですね。保険って凄い大事な部分だから、ここはちゃんと理解してからサービス使いたいんですよね。

ノレルって致命的に困る部分として、電話サポートが一切ないんですよ。質問あっても全てメールのみ。これはやっぱストレスたまるし、納車までの書類のちょっとした疑問とか、保険の適用範囲の質問とか、いちいちメールで行ったり来たりするのがメチャ面倒だった。

まあ、電話サポートにしたらもっと値段が高くなるっいうのはあるかもしれないので、ここは悩ましいところだ。

ちなみに、ノレル保険の仕組みを聞き直したら、丁寧なメールが返ってきた。こんな感じらしい。

“<例>
キズや凹みなどで事故って、見積もりが60万円かかると言われた場合

ー車両利用中の修理ー
× 自己負担40万円 = 修理費用60万円 ー 免責20万円
〇 自己負担20万円(免責金額までがお客様負担、20万を超過した分が保険適用)

ー車両返却後ー
〇自己負担50万円 = 修理費用60万円 ー NOREL負担10万円
(おっしゃる通りでございます)

免責とは、「保険会社が支払責任を免れる金額」いう意味ですので、
”免責金額”として設定された金額以下の修理費用は、保険会社は保険金を払いません、という事になります。
”免責金額” を上回った金額のみ、保険金として支払われます、というのが”免責”となります。
保険用語はややこしい部分が多いので、わかりずらくて恐縮です。

目安と致しまして、梅本様の出費の面から考えますと、

修理見積が10万円未満…修理せず返却
修理見積が10万円超過、20万未満…返却後に原状回復費をNORELへ支払い

と見ていただければ概ねカバーできると思われます。

これ以上の修理費用が発生する場合、利用中と返却時のどちらの方が
ご負担が少ないか等は、その時のお見積りで詳細のご案内をさせていただければと存じます。”

日吉で車生活

さて、ロードスター納車されたぐらいに、大阪から神奈川の日吉にとりあえず引っ越したので、大阪から運転して持ってきました。

車運転できるのが楽しくて、途中、名古屋によって犬山城みたり、明治村よったり、関ヶ原合戦跡とか回ってきました。あとは、無駄に高速道路のサービスエリアに寄ってきた。

日吉で賃貸してる団地の駐車場に留めて使ってるんですが、この辺だと、東横線で渋谷まで20分でいけるため、普段生活に車は特にいらない。

これは合理性無視した趣味枠なのでいいんだけど、さすがに車買ってからまったく乗る機会がなさそうだとかになるとダメージでかいので、ノレルを使ったわけなんですよ。

実際、一か月近く乗り回してみた結果、予想通り都内に行く時は電車のほうが便利なので電車になる。

これは、渋滞心配しなくてよいし、駐車するのも高いし面倒だし、都内を徒歩でウロウロする時は車のこと考えずに移動できるほうがよいからです。

都内だと停めるところ探すのも苦労するし、駐車場高いし、狭いところ運転するのも億劫という悲しさに満ち溢れている。満員電車を避けられるのは良いけど。

乗るとしたら、横浜方面とか、電車より車のほうが早い方面に行く時によく使う。ちなみに、お酒は飲まない人間なので、お酒飲めるとかは関係ないんだけど、終電きにしなくて良いのがなかなかよい。

車があると行動範囲が拡張されて、FFで飛行船ゲットした後みたいな感覚になるんだけど、これだけだとタイムズカープラスを必要な時に使うほうが遥かにコスパよいわけです。

となると、なんでノレル使うかっていうと、タイムズカーで借りられないスポーツカーを、使いたい時にすぐ使えるっていう価値ぐらいでしょうか。(2万円から借りられる車を選べばコスパ良いかもしれない)

乗りたい車で運転楽しみたいって言う人以外は特に必要ないサービスだけど、数ヶ月だけでもロードスターを所有してみて、その上で購入するかどうか決めたかった自分にはぴったしのサービスだった。

1ヶ月ほど乗り回してみたところ、運転してるだけで楽しい自分にとっては今のところ大満足。年会費も廃止されたみたいなんで、興味ある人は乗りたい車があるか物色してみると良いかもです。


*家計簿読み上げのアプリ作ってます。自己紹介と過去ログはこちら