今年に入って開発している読み上げアプリ、VoicepaperがSafariのシェアボタンから簡単にテキスト取り込みが可能になりました。ようは、iOSのシェアボタンに対応したので、TwitterやSmartNewsなど、シェアボタンがあればなんでも対応するんだけど、せっかくだからヘルプを気合いいれて作ってみました。
今までのヘルプは、一番簡単な方法として、文字だけで説明という手抜き作業。次に、動画を作ってそれを再生してもらうという2択ぐらいでした。
ただ、最近ブログの記事でも書いたけど、Cashのヘルプに感銘を受けたんですね。あれは、簡潔に少ない文字で、写真を3枚ぐらい使ってわかりやすく説明している。ユーザとしても動画再生するより楽だし、理解できるスピードが速い。
というわけで、大抵のヘルプは大きな文字、簡潔な説明、写真を組み合わせるのがベストなんじゃないかなと思って、そういうものを作ってみた。こんな感じ。
写真と最低限の説明で簡潔に
1. シェアボタンをタップします。
2. 右側の「その他」をタップ。
3. Voicepaperを有効にします。(右側の三本線をドラッグで並び替え可能)
4. 上のボタンでワンタップ保存。下のボタンで「保存+アプリで開く」が可能です。
TwitterやSmartNewsなど、様々なアプリで同じようにテキストが取り込めます。
TwitterではURLを長押し。SmartNewsでは記事を長押しするとシェアボタンが使えます。(テキストがうまく取り込めないページもあります)
スクショとMacの画像編集だけ
これを作るのに要した時間は動画作成よりはるかに短い。スクショをとって、Macの標準画像エディタで矢印とかつけて、そのあとHelpshitのヘルプページに埋め込んだだけ。アプリ内部のヘルプを開くと上記の説明が写真と一緒に見ることができる。
今までは動画が一番わかりやすいだろうと思ってたけど、まずはこの写真バージョンのヘルプ。補足として必要そうだったら動画も作って貼り付けるのがよいかなと。
そもそもヘルプが必要ないUIをデザインするというのが理想なんですが、現時的には厳しい場合も多々あるし、これからはこういった形でシンプルだけど一発でわかるヘルプを作っていこうかなあと。
ちなみに、Voicepaperはニッチなアプリだけど、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さるらしく、熱心なユーザが今まで作ったどのアプリよりも多い。アプリの質問よりも、機能追加や要望の率が多い感じ。
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*家計簿と読み上げのアプリ作ってます。自己紹介と過去ログはこちら。