うめのんブログ

Category: 未分類 (page 1 of 22)

話題のCASHというアプリのUIデザインがめちゃよくできてる

最近メルカリとDMMのファイトがスタートして盛り上がっている即時キャッシュ化サービスですが、元祖のCASHというアプリのUIデザインがめちゃくちゃ良くできてる。ちなみにiOSアプリしか見てないけど、iOSアプリを作ってる人はとりあえずダウンロードしてみる価値あると思う。

世の中にはいろんなiOSアプリがあるんだけど、UIデザインがこれすごいわと思うものってやっぱり英語のものが多かったんだけど、日本人としては日本語メインのアプリでよく考えられているものが一番参考になるんですよね。なんといってもテキストはUIで一番多く使われている部分だし。

アプリって基本的に何度も考えて考えないとゴッチャゴッチャとボタンが増えていって、結果的になんだかスッキリしない使いづらいアプリが出来上がるんだけど、CASHのアプリはすごく良くできてる。なんというか、無駄を削ぎ落としている。

まず、デザインの色の使い分けがいいし、メッセージの出しかたも出しすぎず、まったく放置ってわけでもない、本当に考え尽くして行き着いているというのがよくわかる。

ついでに、細かいUIのアニメーションも効果的に使われていて、こういう小さな部分が小さく気持ち良さにも繋がっていると思う。このデザインを作った人がめちゃくちゃ優秀なんだろうなと唸りました。

ちなみに、NewsPicksの記事で読んだけど、DMMに買収された経緯もアプリのデザインの出来がよいのがポイント高かったと言ってた。

一番参考になるのは利用ガイド

個人的に、自分のアプリのヘルプのデザインや文言などを作り直したいなあと最近考えていたので、CASHの利用ガイドはすごい参考になった。たぶん、このアプリの中で一番よくできていると思う。

ヘルプって書こうと思ったら書くべきことが無数に出てくるから、どうしてもいつの間にか量が増えすぎてしまうんだけど、必要となるものが簡潔にまとまってて凄い。

それぞれの説明も、文章がぎっしり詰め込まれた印象がまったくなく、アイコンを組み合わせて、メインとなる説明はすべて3段階で終わってる。ヘルプを開く時にアクティビティが回るから、ここは全部Webビューですよね、たぶん。こういうヘルプを作りたいんだけど、Helpshiftだけで作るのはちょっと難しいかなあ。

ちなみに、日本のiOSアプリでCASH以外にもよく出てきてるなあと思えるアプリがあるか、自分のiPhoneに入っている数少ないアプリから探してみた。その結果、Lineマンガ、SmartNewsがいい感じだなあと思ったんだけど、さすがに利用ガイドを見てみるとCASHが圧倒的に出来がよかった。

もし僕が今後アプリのヘルプをデザイナさんに作ってもらうことになったら、「こんな感じにしてほしい」とこのアプリを渡すと思う。

というわけで、今の状態を参考アプリとして保存しておきたい。今後サービスが一年後に終わるかもしれないし、デザイナさんが変わってEvernoteみたいになんかよくわからないリニューアルしちゃうかもしれないし。

ああ、今の状態でいいから完全にUIデザインを全部動くままで保存できる方法ないかなあ。


*会計アプリ爆速タイマーを作ってます。人気記事はこちら



AppStoreの検索広告、Search Adsを使ってわかったこと

先日、AppleStoreのSearchAdsがまだ競争率低くていいらしいよという噂を聞いたので試してみました。

SearchAdsってなんぞや?という人に説明すると、iOS11のAppStoreから導入された、AppStore専用キーワード広告サービスです。AppStoreでキーワード検索したユーザ向けにアプリの広告を表示する、Appleが提供するAppStoreのための広告サービス。

AppStoreでこんな感じで広告が出るようです。

SearchAdsのページよると、AppStoreで検索からアプリを探す人の割合は70パーセント、検索から直接ダウンロードする人の割合は65パーセントらしい。

そして、SearchAdsを使った平均のコンバージョン率は50パーセントを書いている。ほんとかよ。めちゃくちゃ高いな。ということで、自分でも試してみることにしました。

ちなみにSearchAdsはまだ日本のAppStoreで使えないので、AppStoreのメジャーリーグ、競争率世界一だけどヒットすると売り上げもダントツ、アメリカのAppStoreで試してみることに。

うまい具合に初めてSearchAdsを使う人は$100のお試しクーポンがもらえる。興味ある人はこのクーポン使って試してみよう。

まずは会計アプリのTaxnote

僕のアプリで英語圏の割合が多めなのはTaxnoteVoicepaperの二つです。といっても、対して割合は多くないんだけど一応英語化もしてるし、キーワードも思いつきやすいのでこの2つで調査することに。

正直、広告にお金を使ったことが一回もなくて、1DLにいくらぐらいかかるかの相場がわからない。GoogleとかFacebook使ってる場合、だいたい1DL100円~400円はかかるもんらしい。正直僕みたいな個人開発者には高すぎるのでペイしないという印象ですが、果たしてSearchAdsの結果やいかに。

SearchAdsの使いかってはシンプルで使いやすい。何も読まずにいきなり使い始めたけどなんとなく進めていくとなんとかなった。ただ、CPTとか、Default Max CPT Bid とか、そういうキーワード広告特有の用語はあんまりよくわかってない。

CPTは1タップにかかったお金の割合だというのはわかるのだが、Default Max CPT Bidの説明を読んでももひとつぴんとこない。誰か優しい人教えてくれ。とりあえずここは2ドルで設定した。

*よく読んだらわかりました。CPTはコストパータップだから、1タップにかかる費用。Default Max CPT BidはCPTにかける最大値を設定。Default Max CPT Bidを2ドルに設定したら、CPTは2ドル以上かけない設定になる。タップした後に半分の人がアプリをDLする場合、1DLに2ドル以上かけたくないと考えるならば、、Default Max CPT Bidは1ドルに設定するとよい。

そして、AppStoreに表示される広告は、アプリのスクショから自動的で生成されるみたい。こんな感じ。これは手間いらずで楽ですね。

そして、Search Matchという項目がありまして、なんかデフォルトでオンになっている。デフォルトでオンになっているんだったらあまりいじらないほうがいいだろうと思い、ここはデフォルトのまま突き進んだのだが、ここをデフォルトにするのは間違いだったというのが後から気づく。

なんか、このSearch Matchって、Appleさんが「設定するキーワードを考えられないお前のために、自動的にアプリに適したキーワードをいくつか設定しておいてやるよ。便利でしょ?」という設定なのだ。

これ、オンにしてると、Taxnoteの場合、budget とか、financial calculatorとか、なんかそれっぽいキーワードをAppleさんが勝手にいくつか設定しておりまして、そのぶんそれぞれのお金もしっかり徴収されるのですよ。なので、ここはまずオフにしておいたほうがよいです。すぐにお金なくなります。

僕はまず、英語で会計という意味の、Accounting というキーワードを一個だけ設定したんだが、しっかりとAppleが設定したいくつかのキーワードも有効になっており、そのぶんのお金もとられちゃいまして、最初に設定した30ドルの予算がすぐなくなっておりました。

こんな感じでした。

そして、Taxnoteを米国AppStore、30ドルの予算でテストした結果はこんな感じ。

30ドルの予算。
Impression 345 (表示された回数)
Taps 21 (タップされた回数)
Conversion 6 (ダウンロードされた回数)

1DLにつき5ドルかかりました。ふむ、なるほど。。この数字だと高すぎて広告費がペイしない。

読み上げアプリVoicepaperの結果

同じように、30ドルを読み上げアプリのVoicepaperで試してみた。キーワードは「Text to Speech」で。Default Max CPT Bidは同じ2ドル。

しかし、この時も、Search Matchをデフォルトのまま、オンにしてたので、勝手に設定されたキーワードにもお金を使われた結果、こんな感じ。

30ドルの予算。
Impression 585 (表示された回数)
Taps 35 (タップされた回数)
Conversion 9 (ダウンロードされた回数)

今回は1DLにつき、3.33ドルです。前回よりだいぶましになっております。ちなみに、Voicepaperのスクショは最近ちょっと更新したのもあり、広告の見え方はこんな感じ。説明文の序文がそのまま使われるので、ここも重要ポイントとなりそう。

SearchMatchをオフにしてTaxnoteで再挑戦

今まではSearchMatchで勝手にAppleが設定したキーワードにもお金払っていたので、次はこの機能をオフにして、純粋にど直球のキーワードのみでどうなるかを試してみた。

Taxnoteで、「Accounting」と「Bookkeeping」のみを設定した結果がこちら。今回は20ドルで。

20ドルの予算。
Impression 225 (表示された回数)
Taps 14 (タップされた回数)
Conversion 6 (ダウンロードされた回数)

今回は、1DLにつき3.33ドルかかる結果でした。前回よしましだけど、やっぱりこのぐらいお金かかるんだったらちょっと無理かな。最初はある程度評価もらったり、認知度あげたりするために赤字覚悟で広告にお金つぎ込むという戦略もあるんだが、なかなか僕の懐事情では厳しいかもしれない。

今回は明らかに主要なキーワードを使ったので、アプリにマッチしつつ、なおかつ安いというキーワードを探せばよいのかもしれない。

そういう意味では、ブログ書いて、そこ経由でアプリをダウンロードしてもらうってお得なんだなと思った。今まではなんとなくだったけど、ブログから10DLされたら3千円ぐらいの価値があったということか。なんかブログを今後も書くやる気が出てきた。

AppStoreのASO・キーワード設定に役立つ

このSearchAdsというサービス、なにげにAppStoreでアプリに設定するキーワード設定にすごく役立つ。WEB用語でいえばSEO、AppStoreではASOとも呼ばれる。

例えば、SearchAdsのキーワード設定する時に、こんなキーワードが人気ですよという概要を教えてくれる。

そして、実際にSearchAdsで設定したキーワードそれぞれに対して、どれぐらい割合でタップされ、ダウンロードまでいったかというのがテストできる。例えば、Taxnoteの場合、AccountingとBookkeepingというキーワード、どちらがコンバージョン高いかも判断できる。

なので、実際の広告でペイしなくても、こういう情報が得られるという意味ではかなりいいかも。以前からGoogleのキーワード広告使って、アプリに最適なキーワードを調べるという手法はあったけど、ここまで手軽に、ちゃんとしたAppStoreの情報がわかるというのが唯一無二ですね。

ちょっとやってみっかと言う人は、SearchAdsのアカウント作成したらAppleさんから100ドルのクーポンが届くので、それ使って試してみてはいかがでしょうか。


*会計アプリ爆速タイマーを作ってます。人気記事はこちら



現代っ子はiPhoneの音声認識使いこなして試験勉強するらしい

僕はVoicepaperという読み上げアプリを作ってるんですが、ちょっと前にこんな問い合わせが来た。

「文章をカメラで撮って内容を取り込んだりできないでしょうか?」

これを聞いた時、おそらく、文章をテキスト化して、それを読み上げで聞きたいんだろうなとは思ったんだけど、一応ちゃんと、どういう意図があるのかこんな感じで聞いてみた。

Voicepaperは読み上げに特化しているので、写真からのテキスト化機能はちょっとつける予定がないのですが、ちなみに、どういう状況で使いたいか教えてもらえませんか?」

アプリを開発していたらいろいろなフィードバックがもらえるんだけど、要望の裏にある意図を聞かないと本当は何をしたいかがわからない時が多い。というわけで、聞いてみたら面白い答えが。

「私は教科書の内容をiPhoneに喋ってテキストにして、このアプリで通学中に聞いて試験勉強しているんです。でも、自分で喋るのが面倒なんで、カメラで撮ってすぐにテキストになればいいなと。。」

なるほど!最近の現代っ子はiPhoneをこんなふうに使いこなして試験勉強しているのか。

確かに暗記科目とかは何回も耳で聞いて覚えるのが効率的だし、満員電車とか歩いて通学している時に聞きながら勉強するのは理にかなっているんですが、僕の学生時代はこんなことできなかったので羨ましい。

というか、最近のiPhoneの音声認識は結構精度上がってきてるから、自分で喋った内容もなかなかよい感じでテキスト化してくれる。これが10年前とかだったら精度が低すぎて面倒だったんですよね。

ドラゴンスピーチとかいうPCソフトがあったんだけど、iPhoneみたいにみんな持ってるわけじゃないし、高いし、PCにインストしてマイク買ってセットアップしてと、もう面倒だし。とにかく手軽じゃない。

実は、僕はこういうことに関してはかなりマニアックなので、iPhoneが普及する前は地味にPCの音声認識ソフト使ったり、そこからPCの読み上げソフト使ってMP3に変換して、iPodで耳で聞いてランニングとかはしてたんですよね。死ぬほど面倒でした。

しかし、最近の大学生はノートとらずに黒板をスマホでカシャっと写真撮るだけで済ますらしいし、たしかにそっちのほうが合理的だ。自分で書いたほうが覚える部分もあるんだろうけど、重要な部分をメモで書くとかの使い分けのほうが効率的な気はする。

あと、Youtubeでいろんなこと勉強できますよね、最近は。もう良質なコンテンツが死ぬほどある。iPhoneとiPadさえあれば、現代っ子は学習の高速道路に乗っかって、昔の人より大幅に素早く効率的に学習できる。

これで、AIとかが自分のレベルに応じてアドバイスとか、教えてくれたりする時代になったら、さらに学習のスピードが上がるんだと思う。もう、効率が違いすぎる。

若者がいつの時代も速く上達するってのは、若いからスポンジのように吸収できるってのもあるけど、環境がアップグレードされていくのがやっぱでかいなと思った。


*会計アプリ爆速タイマーを作ってます。人気記事はこちら



ビッグデータなしでもAIで戦える?クラウドの終焉とアルゴリズムの逆襲

最近聞いたa16zのPodcastで、「アルゴリズムの逆襲」という回がかなり面白かった。

この回では、AI囲碁マシンであるAlphaGoの最新モデルAlphaGo Zeroが、対局データを必要とせず、自己学習だけで旧AlphaGoに圧勝したというニュースをもとに、これは大きなパラダイム転換だ!という話をしてる。

僕はこのニュースを聞いた時、

「へー、なんかまた強くなったのか。これ以上囲碁だけ強くなってどうすんだよ。それよりレースゲームのAIをもっと賢くしてくれよ。」

ぐらいの感想だったんだけど、このPodcastを聞くと確かにこれは面白いパラダイム転換になるかもしれないと思ったので書いてみる。

ビッグデータを持たない会社に希望?

最近のIT業界は大企業の寡占状態が進んでおりまして、特に、Amazon、Facebook、Apple、Googleなどの巨大企業がどんどん力を拡大し、新しくできたスタートアップもどんどん買収して飲み込んでいくニュースが続いている。

通常、インターネットとか、スマホとか、新しいテクノロジーが登場するたびに、パラダイム転換が起こってその時に絶対的有利だった巨大企業もころっとひっくり返されるみたいなことが起こってきた。

でも、次世代の大きな技術と考えられているAIやら、機械学習やら、ディープラーニングを学習させるには、膨大なビッグデータが必要で、それを持っているのは巨大IT企業だから、今後はますます巨大企業が有利になってしまうんじゃないかという議論があったりします。特にMapの世界とかデータがすべてですよね。

そして、DeepMind社が作ったAlphaGoも、膨大な数の囲碁プレイヤーの対戦データを学習してから最強の囲碁マシンになった。

でも、新しく開発されたAlphaGo Zeroは、その名の通りゼロから強くなったとか。つまり、今まで必要だった囲碁の対戦データを必要とせず、自己学習を数日感繰り返すだけで、以前まで最強だった旧AlphaGoを完全に打ちのめす強さになったと。

このニュースを僕が聞いた時の感想は、

「へー、そうか。でも、すでに人間をボコボコにしていた以前のAlphaGoでも十分強いんだから、これ以上強くしてどうすんのよ。」

ぐらいの感想でした。

でも、今回のPodcastでは、

「これはビッグデータのいらないディープラーニングという観点では物凄いパラダイム転換の第一歩だ!それも、数日感で達成しているということはコストもそこまでかからない。小規模なスタートアップが膨大なデータを所持する大企業に対抗できる可能性が開ける!!」

みたいな大興奮で議論されていました。なるほど。。そういうことなのか。確かに、そういう意味で考えるとすごいパラダイム転換かもしれない。

とはいえ、適切なレコメンドなどに消費者のビッグデータが必要になってくるのは変わらないわけで、このことがデータ持たない会社にとってどう変わってくるんだろうか。自己学習するゲームエンジンとかならわかりやすいけど。

機械学習をクラウドで提供するサービスから、アルゴリズムが詰まってるSDKをスマホとかに組み込むモデルになるんでしょうか。

クラウド化が当たり前の時代になってきて、データの重要性がますます高まるのは間違いないとは思うんだけど、違った角度での進化が起こりつつあるらしい。

クラウドからハードウェアへ

ここで、以前見た、「クラウドコンピューティングの終わり」という面白い動画を思い出した。

AIの自動運転が普及する世界では、自動車同士が相互に膨大なデータを通信しあう必要があり、その時、クラウド経由のネット通信ではどうしても追いつかない。そのため、これからは車に搭載されるデバイスだけで相互に機械学習する必要があり、ネットから半導体へのパワーシフトが起こりつつあるみたいな内容でした。

確かに、最新のiPhoneのA11チップにはニューラルエンジンと呼ばれる機械学習専用のハードウェアが搭載されてる。

クラウドの時代から半導体+アルゴリズムの時代に変わるんだろうか。なかなか面白い話です。

ちなみに、自動運転時代に必要なMAPデータ量ってものすごいらしく、今までの2Dから3D情報に移っていくらしいですね。シンガポール政府なんか国をあげて3Dマップをせっせと作り始めてます。あの国はさすがにこういうの素早い。

この時のMap情報は車間距離だけでなく、高さ、進入角度など、街中のあらゆるMAPデータをそれぞれの自動運転車に取り付けられたカメラが最新情報をお互いにアップデートしていく。さながら全ての車がGoogleMap撮影カーみたいになるんだろうか。

そしてそれらがリアルタイムに相互通信される必要がある。今現在把握されている最新のMAP情報やお互いの車の位置を相互通信して、最新情報を高速でアップデートし合う。

この時、100キロで走る自動車が急ブレーキ踏んで止まる制動距離は80mぐらいだから、コンマ数秒のズレでも大事故に繋がってしまうわけで、膨大なデータ量を高速通信するにはネット通信だけでは間に合わない。

そんなわけで、ネットとの通信だけでなく、お互いにP2P通信したりする必要があるらしい。そんな時、スタンドアロンで動く要素が増えるということは、機械学習みたいなパワーが必要な処理はクラウドに任せちゃえみたいな発想から、機械学習もハード側でする必要がありまっせということでした。

さすがにクラウドがまったく使われなくなる未来は考えにくいんで、スピードを必要とする部分はハードウェアで、その他の部分はバックエンドでクラウド同期というハイブリット形式になるのが想像しやすい。今のスマホアプリもそうだし。

この時、ハードウェア側で機械学習をしちゃうっていうのがミソだろうか。

いやあ、最近はAIだの暗号通貨だの盛り上がっておりますが、こういうパラダイム転換が起こる時ってすごくワクワクするから、最前線の会社で働いている人たちは楽しそう。

とはいえ、こうなるのが理想っていうイメージと、現実的な答えのズレがいつもあって、ビジネスではどこを落としどころにするかが悩ましいところだと思います。5年後にはこうなるはずだからこういう戦略で行く!としても、いつまでも環境が追いつかなかったりとか。

先を行き過ぎてもダメだし、トロトロしてても取り残されるというのが悩ましいところですな。

*関連リンク
囲碁AI「AlphaGO」の次世代版は、自己対局で「最強」を超えた
a16z Podcast: Revenge of the Algorithms (Over Data)… Go! No?


*会計アプリ爆速タイマーを作ってます。人気記事はこちら



個人アプリ開発者だけど電話サポートを半年続けてわかったこと

今年の2月ごろ今までビビってやってなかった電話サポートをというものを050の電話番号を使って始めてみた。今年の2月、開始して二週間ぐらいでわかったことを記事にしたのが以下です。

個人アプリ開発者だけど電話サポートをやってみた

もし、これきついなあって途中で思ったらいつでも辞めようと思ってたんだけど、いまのところ半年以上続いているので、その中で発見とか、わかったことをアップデートしてみる。

どのぐらいかかってくんの?

とりあえず、今は会計アプリのTaxnoteと、最近リリースした読み上げアプリのVoicepaperのヘルプに電話番号を書いている。

例えば、Taxnoteだと、設定画面の「ヘルプ」をタップすると一番上に「お電話での問い合わせ」と表示しているので、ヘルプを見た人は一番最初に電話での問い合わせが出来ると気づくようにしてる。

ちなみに、アプリのDL数はそんなに多くないので、問い合わせの電話がかかってくるのは1日に1件あるかないかってとこです。たまに1日に2件の時もあるけど、このレベルだとあんまかかってこないから負担はあまり感じないレベル。もっとガンガンかかってくると厳しくなるかもしれない。

それでも半年以上やってると、結構いろんな人からかかってきまして、直接ユーザさんと電話で話していると本当にたくさんのことが勉強になった。

基本的にみんなすごく丁寧な人が多い

これは日本人の美徳なのかもしれないけど、電話かかってくる人は基本的にみんな丁寧で礼儀正しい。「お忙しいところすいません、ちょっと質問があるんですけど。。」みたいな感じが多く、こっちは「いえいえ、どうもどうも。。」みたいになる。

これは、おそらく僕のアプリが個人でやっているから大企業のサポートにかける時とは感情的に姿勢が違うからじゃないかなと。たぶん、電話してくる人は気を使ってくれているのかも。

ただ、会社に比べて「このアプリ大丈夫かよ。途中で開発ストップしそうだから、使い続けるの不安だなー」と思われるデメリットもあるのではあるが。このへんはどっちがよいのかはよくわからない。

話がそれた。

そう、みんな結構親切で、特にTaxnoteなんてITに疎い年配のおばちゃん、おじちゃんがすごく感謝してくれたりする。僕は、サポート対応で感謝されるとか、レビューを見るのは孤独なアプリ開発者のモチベーションエンジンだと思っていたのだけど、これが電話で直接言われると嬉しさマックス10倍だったりする。

一度、年配のおばちゃんに、「私は整体師やってまして、今まで確定申告の作業が本当に大変だったんですけど、このアプリのおかげで本当に、本当に楽になりました。ものすごくいいアプリだと思います。本当にありがとうございます。」とかめちゃくちゃ気持ちを込めて言ってもらえた時は、正直、涙が出た。ガチで泣いた。

改善するべき点の深刻度がわかりやすい

もちろん、重大な問題が発生して怒りの電話に対応することもありまして、そういう時は平謝りなんですが、そういう経験をすると、そこを治すぞという決意がめちゃくちゃ高まる。

実のところ、重大な問題というのはプログラムのバグというより、電話対応でわかるのはアプリの挙動やメッセージがわかりづらい時に起こる不都合のほうが多い。(アプリが落ちるバグとかはログでわかりやすいし、電話で報告とかはこない。)

そういう時も、「まあ、ちょっとこの部分、わかりづらいかもしれないかな。」って思っていたのが、「いかん、ここはやっぱ、もっと丁寧にメッセージで説明して、間違って操作しないようにもっと改良しないと。。」と優先度が一気に変わる。

前回の記事では、メッセージでのやりとりに比べて、電話サポートだと相手の状況とかが詳しく聞けるからデバッグしやすい、問題がすごくわかりやすいというメリットを書いたけど、どれだけその問題が深刻かというのが感情として染み込むのが大きい。

例えば、アプリの改善、バグ修正など、やるべきことは常に無数にある中で、どれから手をつけるかはいつでも重要なことです。そんな時、データで見る数字、例えばクラッシュの数とかも参考にするし、サポートメッセージで問い合わせがくるのも参考にする。

数字でわかる定量的な基準、会話でわかる定性的な基準、どちらも参考にして判断するんだけど、そこに電話サポートが加わると、定性的な基準の制度が高まる。やっぱり、わざわざ電話してくるっていうのはエネルギーが必要なわけで、ここがすごく心配とか、ここがわからんとか、クリティカルなポイントがどこかっていうのがよくわかる。

ユーザーヒアリングの経験値がアップする

ユーザーヒアリングってUXの専門家でもない限り、結構難しくて、上手にやるのは本当に大変なんですよね。

まず相手の話をじっくり聴かないといけないし、相手がどれだけITとかアプリ操作に詳しいかを話をしながら頭の中でぴぴぴっと解析しつつ、適切な用語を選択しないといけない。

相手があまりITに詳しくない人に自分のペースで説明すると、

「iOSってなんですか」とか、「iTunesってなんですか」

と言われた後、相手難解な単語を散りばめてくるコンピュータオタクと思われ、相手はストレスマックスのまま、

「はあ、そうですか。。わかりました。。(なんかよくわからないけど。。)」

と言われて電話が終わる事態になりかねない。

ちなみに、僕のよく使うフレーズは、「今からアプリを操作しながら説明させてもらいたいのですが、アプリを開きながら電話することってできるでしょうか?」とまず聞いたりする。iPhoneのスピーカー機能をそこで説明する時もあるし、一緒に操作しながらなので相手もわかりやすい。

しかしですよ、電話対応する時は大抵そこまでITに詳しくない人が多いので、そういうイメージで丁寧に毎回対応しようとしていると失敗することもある。

「いや、そこまで細かく説明してもらわなくてよいので、ざっくりと教えてもらえませんかね?」

と言われて、

「ああ、すいません。。えっとですね。。」

とあたふたしてしまうこともあった。

なので、相手がどれぐらいITやアプリ操作に詳しいか、相手がどれぐらい説明してほしいか、とかをまず把握しないといけない。でも、「アプリ操作ってどのぐらいわかりますか?」とか聞いたら失礼なんで、相手が自己申告してくれる場合を除いて前者のほうは推定するしかないところ。

そして、ついついやりがちなので常に頭の中で気をつけないと忘れちゃうんだけど、自分がずっとしゃべり続けてしまうというトラップ。

例えば、

「ちょっと、このへんがわからないんですけど。。」

という会話が始まった時に、「ああ、なるほど、これはよくあるパターンだな。」と勝手に自分の頭の中で判断して、

「まず、これがこうなっておりまして、それにはここをタップしてもらって、こうしてもらって、こういう仕組みになっておるんですよ。そして、ここはこうなって、ペラペラペラペラ~~」

という感じで、いきなり相手の状況もあまりしっかりわかってない段階でずっと自分がしゃべり続けてしまい、喋り終わった後に相手が求めていたのはもっと違う方向性のことだったと気づいて「やってもうた」というチョンボをしたこともありました。

なので、会話の最初はできるだけ自分が喋りすぎないように気をつけないといけないので結構難しい。

もし、聞いていても相手が困っている部分とか、本当に質問したい部分とかが理解できてるか不安な時は、

「こうこう、こういうことをしたいけど、ここがよくわからない。こういう理解で合っているでしょうか?」

と、一度確認してみるようにしてる。そうすると、相手側としても、伝わってない場合は、もっと詳しく丁寧に角度を変えて説明してくれるのでよく使う。これはチャットメッセージでのヘルプで覚えたことなんだけど、電話対応でも同様に有効だと思う。

まあ、電話サポートって自分の都合のよい時間に返信できるメッセージ対応と違い、突然かかってくるという負担が一番大きい。だから、あまり声高にオススメはできないんですが、もし興味ある人の参考になればと。

一番大きいメリットは気持ち的なものだと思う。

アプリ開発って、どうしてもコンピュータ画面でカタカタ毎日やって、結果も数字でしか見えないものなんで。直接ユーザさんと触れ合うと、なんだか、「ああ、俺は世の中のためになっているかもしれない。生きててよいですか。」みたいな気持ちが湧いてきます。


*会計アプリ爆速タイマーを作ってます。人気記事はこちら



デザイン思考・リーンスタートアップなど、方法論が普及した時代の競争優位は情熱・専門性になる

最近どっかで読んだ記事で書いてたんだけど、シリコンバレーでは新規事業の方法論が確立していて、よい事業のアイデアがあれば、その方法論にそってガンガンと改善を繰り返してうまくいくか進めるらしい。

その方法論っていうのは、とてもざっくり言うと、ユーザの意見を聞く、ユーザを観察する、プロトタイプを小さく作って改良を高速で繰り返す、定量的な数字も同時に見る、などなど。

デザイン思考とか、リーンスタートアップとか、ちょっと前までは全員には広まっていなかった新規事業のノウハウが、今では高校生がスマホ持つぐらい当たり前の前提となっているとか。

確かに、僕も数年前、リーンスタートアップやらポールグレアムのエッセイで書かれている事など、あまり知らなくて実践もしてなかった時期だと、ノウハウの話も英語ブログやYコンビネータのスタートアップスクールの動画見たりして勉強してた。

ただ、そういうノウハウはある程度勉強したら、そこまで目新しい話が新しく出てくるわけでもないので、方法論系はブログでも書く事が少なくなりました。みんなもう知ってるだろうしなあとも思って。

そこで、久々にふと考えたんだけど、こういうノウハウが誰もが共通の知識としてすぐ共有される時代になると、新規事業を始める時の勝負の決めては、その人のその事業に対する情熱と専門性になってくるんだなと。

ビジネスとスポーツとの違い

スポーツの世界だと身体能力が決定的に重要になってくるんだけど、ビジネスだとそこまででもない。

例えば、NBA選手の平均身長は軽く190センチ超えると思うけど、ビジネスの世界で成功している人の平均身長はバラバラなので、身長が低くてもバスケほど不利ではない。

絶対的に身体能力が有利不利に響くスポーツの世界に比べ、ビジネスの世界は結構チャンスの垣根が広い。つまり、スポーツほど素質が決定的な要素でない。むしろ、がんがんトライすること、打席に立ちまくって運を呼び寄せる行動のほうが重要になる。

そして、インターネットが普及して情報の共有も広がった現代では、昔ほど情報やノウハウで差別化できるって時代でもなくなってきた。

となると、他人が簡単に真似できないことってなんだろなとなると、まずはその事業に対する情熱、それが元になって身についた専門性なんじゃないかと。

情熱は真似できない

まず、一番重要なこととして、情熱はノウハウと違って真似することができない。だから、情報を共有しても、一番重要な部分を他人に盗まれる心配があまりない。

僕が「ああ、これいいアイデアだなあ。たぶん作ったら欲しい人もいて儲かるだろうな」というアイデアを思いついたとしても、それを自分が本当にやりたい情熱がないとそのプロダクトを作る時間はつらい時間になるわけです。

やってて楽しくない製品やサービスを作ると、気持ちが乗らないので作業も中途半端になって、あんまりよいものはできない。そもそも、作業時間がつらいとストレスが溜まっちゃう。ストレスが溜まっちゃうと、そのストレスを解消するための休暇時間、趣味の時間もたくさん必要になる。

それに比べ、情熱があるものを作ってると、それを作る事自体が楽しいわけだから、作業してない時も頭の中で考えるし、シャワー浴びてる時もプロダクトの改善を考えててふとよいアイデアが出てきたりする。

どんなものでも、まずは小さく作ろうとしたとしてても、本当に時間ってたくさんかかるんですよね。思った以上に。毎日コツコツコツコツと。というわけで、自分が情熱を持ってやり続けられるかとか、そういう事を、なにか新しいものを作る時は重視しております。

そして、専門性というものは長い時間と努力をかけないと身につかないので、これも簡単に真似できるノウハウとは別個のものとなり、その領域への情熱がないと他の専門家に勝てない。

こう書いていると、デザイン思考やリーンスタートアップの専門家はいらないのかと誤解されるかもしれないけど、その領域の高度な専門性というのも簡単に真似できないものであって、いろんな業種に適用させる幅広い知識、わかりやすく伝えるスキルなど、実際に新規事業をやるだけの人とは違った専門領域が必要になってくる。

ただ、どれだけデザイン思考やスタートアップ育成のスキルが高い専門家でも、その事業に対する情熱だけは教えることができない。ここが難しいところで、優れた学習コンテンツはネットでたくさんあっても、興味や好奇心を教えることができない教育分野に近い話かもしれない。

新規事業はどんどん小さくスタートできる時代

なんでこういうことを書こうかと思ったかというと、最近、新規事業とか、趣味の発信でもなんでもよいけど、どんどん手軽に、小さく始められる時代になってきたからというのがあります。

例えば、昔は新しく事業をしようと思ったらたくさんの資本が必要で、小さな会社を作って小さく始めるなんてことはできなかったわけです。でも、インターネットが普及して、大学生が在学中に作ったFacebookとかいうサービスが10年もたたずに世界的企業になったりしちゃった。

次に、世界中にスマホが普及して、ネットビジネスやバックエンド、アプリ関連のエコシステムがたくさん用意され、もっと簡単に少人数で、短時間にサービスを作れるようになった。

この流れが進むと、個人レベルでも、今までより手軽に、短期間に何かを作って成功する人がどんどん出てくると思う。

そんな時、誰でもできることなら、新しいことをやっても簡単に真似されて飽和状態になってしまう。となると、できるだけ真似できない、戦わずにすむ世界を選ばないといけないわけで、そういう時に基準となるのは情熱と専門性じゃないかなと思ったわけです。

そこで、どうやってそういうものを見つけたり、身につけたりしたらいいかという難問について考えてみた。

我慢してやり続けると好きになるケース

ここまで書いてきて、一気に前提をひっくり返すようですが、最初は別に好きじゃなかったけど、やり続けていると好きになってきたという場合もあったりする。

好きかどうかはわからないけど、とりあえず我慢してやり続けていると、結構うまくできるようになってきて好きになっていったとか。結構あるあるだと思う。

これ、自分が好きなことをやるより、自分が得意なことを見つけると他人よりうまくできるから楽しくて好きになるというケースです。

僕も小さい頃に一番なりたかったのはサッカー選手だけど、今の年齢でなりたいとは思わないし、なれない。

と考えると、ある程度いけそうな確率があって、なおかつ情熱があり、得意になれそうな分野を見つけるということをみんな無意識にピックアップするんだと思う。

ここで、難しいのは、ちょっと前から興味があるんだけど、自分には無理そうな分野とか、やってみたけど難しすぎて挫折してしまった分野とかあるとする。この場合どうしたらいいんでしょうか。

自分のケースだと、アプリ作りたいけどプログラミングという障壁がこれにあたりました。テクノロジーには興味があって、自分が作りたいものを作るにはどうしても自分で出来たほうがよいのはわかっているんだけど、文系で数学とかからっきしダメな僕には厳しすぎるというのが五年前ぐらいの自分でした。

で、最初にPHPの参考書をやっても挫折して、半年後にまた挑戦して、また挫折してた。まったく楽しさがわからない段階で挫折してた。

ようやく3回目に、自分が作りたいものベースで、それに必要のものを勉強するというやり方でうまくいき、そこから楽しくなった。この時の経験から考えると、興味あるけどやってみたら挫折しちゃう分野は、やり方の角度を変えて、いろんな方法でちょこちょこ挑戦するのがよいんではないかと。

最初は「こうすればいいよ」という一般的な方法論で試せばよいけど、それがうまくいかなかった時は自分でやり方を考えて工夫するのが大切だと思う。

自分はなにが好きかというのは結構難問

さて、ここまで書いてきましたが、自分がなにを好きかを見つけるのは結構難しい。

これは、常にアップデートされるから、僕もよくよく何度も考えるようにしてます。そうしないと、作っているアプリやらを途中で諦めたり飽きちゃって、徒労に終わる可能性が高まってしまうので。

そういえば昔、知り合いのおっちゃんに、「好きなことをできるだけ早く見つけられるとすごくいいけど、年とっても見つけられない人はけっこう多いんだヨ、梅ちゃん!」と言われて、これは結構記憶に残ってる。

「なにしてる時が一番楽しいの?」とか、「なにが好きなの?」とか、「どういう生き方をしたいの?」とか、そういう質問をされた時に、スラスラと答えられる人って意外と少ないんじゃないかなと。

「食べ物で何が好きなの?」って言われたら、「鍋、チャーハン、カレー、パスタ、あとはアップルパイとかパンとか。」と、スラスラ答えられるんですが。


*会計アプリ爆速タイマーを作ってます。人気記事はこちら



SwiftでiOSアプリをリリースしたので利用したお勧めライブラリ・Webサービスのまとめ

最近、Voicepaper2という音声読み上げアプリをリリースしたんだけど、一つのアプリをリリースするまで意外といろんなライブラリ、Webサービスなどを使いまくっている。

僕自身、他の人はアプリをリリースするまでどんなツールやサービス使ってるか参考にしたいと思ってきたので、まずは自分が使っていて便利なものを全部紹介してみる。

まず、今回はSwift3でスクラッチから開発したので、Swiftの新しい便利ライブラリをガンガン使えてめちゃ開発が捗った。さらにSwift自体もobj-cよりはるかに簡潔なコードが書けるので視認性がよくなるし、なにより書いてて気持ち良いのでほんとよかった。

Swift出た時は、「おいおい、勘弁してくれよ。もうobj-cで別にいいのに、ライブラリとか分裂するからメンドくさいよ。」と思ってたんだが、今では、「Swift最高、アップルさんGJ。ライブラリも、swiftで検索したら、新しいライブラリってスクリーニングできるから検索しやすいしブラボー!」っていう180度意見が変わっている毎日です。

データベース

Realm Swift
https://realm.io/docs/swift/latest/

実は、今までCoreDataをずっと保守的に使ってきたから、Realmみたいなアップル公式じゃないものは使うべきかすごい迷ったんですよ。Swiftって日本では岸川さんが普及してくれてるから結構心強いんだけど、僕の中ではParseが死んで全部書き直した悪夢があったから躊躇してた。

ところがですよ、一回使ってみたら、こりゃもうCoreDataなんて二度と使いたくないわっていうぐらい使いやすい。もう、使ってみたら一気に、「あ、もうこれでいいわ。」ってなりました。

アプリ内課金部分

SwiftyStoreKit
https://github.com/bizz84/SwiftyStoreKit

Obj-c時代はRSStoreという結構使いやすいもの使ってたんだけど、Swiftのこれのほうがさらに使いやすい。やっぱSwift使ってると優れたライブラリを利用できるから嬉しい。

StoreKit周りは本当にRestoreとか、Subscriptionsのレシートとか自分でゴリゴリ書くと時間がかかってしゃあないのでこういう便利なライブラリは本当助かります。

ちなみに、現時点でこのライブラリ、自動継続課金の、同じグループ内の購入切り替えには対応してないので注意。まあ、調べてみたら、UIの工夫でなんとかなるのでそこまで問題ではなかった。

*参考
iOSアプリで自動継続課金をリジェクトされないためのチェックリスト

端末への設定保存

SwiftyUserDefaults
https://github.com/radex/SwiftyUserDefaults

iOSでは、設定の保存記録などにNSUserDefaultsというものをよく使う。Swiftはかなり書きやすいんだけど、このライブラリ使うとDateとかも保存しやすくなるからマジ便利。特にDateの保存はバグりやすいし、面倒だから、それだけのためにもこれ使う価値あり。

TableViewのUIカスタム

SwiftReorder
https://github.com/adamshin/SwiftReorder

SwipeCellKit
https://github.com/SwipeCellKit/SwipeCellKit

Voicepaperでは、TableViewの並び替え、スワイプで削除という機能を実装しないといけなかった。いいライブラリないかなと思っていくつか使ってみて、上記の二つが一番使いやすかった。ほんとSwiftだと優秀なライブラリ多い。

並び替えはこんな感じで使ってる

スワイプ削除はPocketからの記事をアーカイブするのに

アクティビティHudビュー

PKHUD
https://github.com/pkluz/PKHUD

なにかが成功した時とか、ダウンロード中に表示するHudビュー。このPKHUDはできることは少ないんだけど、とにかくシンプルでめちゃくちゃ使いやすい。凝ったことはできないけど、viewとかの受け渡しとかもあまり考えなくてよいので、とにかく実装がスピーディになるのが特徴。ほんと楽。

日付の操作

SwiftDate
https://github.com/malcommac/SwiftDate

Date使って日付関連のコードを自力で書くのはかなり面倒だし、言語ごと、時差の部分も考慮しないといけないのでバグが本当に起こりやすい。なので、こういうライブラリを使って楽チンになりつつ、バグの心配も未然に防ぐというのがおすすめコースです。

新しいバージョンの告知

iVersion
https://github.com/nicklockwood/iVersion

新しいバージョンがリリースされた時に、「新しいバージョンが出たからアップデートしてね。」とアプリ内でお知らせするライブラリ。実は、SwiftにSirenっていうライブラリも使ってみたんだが、結局iVersionに戻った。理由は、Sirenはリリースノートを表示してくれなかったから。

このライブラリはobj-cだけど、CocoaPod使ってると大抵自動的に利用できるので無問題だった。

同じ開発者の他のアプリを紹介

FTMoreApps
https://github.com/ftapps/FTMoreApps

これもobj-c時代のライブラリだけど、未だにこれを超えるライブラリはないので引き続き利用。アプリ内で、同じ開発者の作った他のアプリを一覧で紹介することができる。表示方法が見やすくて素晴らしい。

僕は設定画面に、「作者のアプリ」というボタンをつけていて、そこでこんなふうに使ってます。

アップデート後にリリースノート表示

TWSReleaseNotesView
https://github.com/iGriever/TWSReleaseNotesView

iOSアプリは自動アップデートがあるので、大抵の人はリリースノートを読む機会がない。なので、頑張って「ここをアップデートしました。ここを修正しました。」とか書いても誰も読んでませんという悲しい自体になるのです。

そんな時、このライブラリ使うと、アップデート後にリリースノートをアプリ内で表示してくれる。これで、ユーザもアプリの近況がわかるし、一生懸命リリースノート書いてたら結構応援してくれる人が増えます。

このライブラリもobj-c時代の古いやつなんだけど、似たようなライブラリが未だに見つからないんですよね。誰か新しいのでいいのあったら@umekun123まで教えてください。

デモ動画でタップ部分を表示する

TouchVisualizer
https://github.com/morizotter/TouchVisualizer

デモ動画を録画する時にタップしてる部分を綺麗に表示してくれる。これ、デモ動画作る時に便利すぎる。iOS11のAppStoreはデモ動画が自動再生されるので、さらに使う機会が増えそうなお勧めライブラリ。

データ解析・クラッシュ解析

Fabric・Crashlytics
https://fabric.io/home

Mixpanel
https://mixpanel.com/

まあ、定番のFabricで、簡単なデータ分析とクラッシュ解析。Crashlyticsは、Xcode側でBitcodeをオンにしてたら相当使い難いので、結局Bitcodeオフにしてリリースしてます。

もっと詳しいコンバージョンとかを調査したい時のためにMixpanelも併用。FabricとMixpanelでだいたい間に合うと思う。

*参考
アプリに広告があると離脱率はどれだけ高まるかをABテストしてみた (MixpanelとSkyLab利用)
Lean Analytics 虚構の数字と改善に繋がる数字

アプリ内サポート・Q&A設置

Helpshift
https://www.helpshift.com/

僕のアプリ開発にはヘルプサポートでフィードバックもらいやすくするの欠かせないんだけど、このHelpshift来年からかなり値上げするんですよね。。スタートプランがなくなって毎月2万以上からがスタートみたいな。。
https://www.helpshift.com/pricing/

僕の周りでも「どこか移行先ねえか。。」って相談してる途中なんだけど、まだ見つかってません。なんか似たようないいのあったら教えていただきたい。Webではいいのあるんだけど、アプリで使いやすいのはよくわからないからなあ。

*参考
フィードバックしやすい状況を作るHelpshift
使いやすいアプリを作る簡単な方法

AppStoreスクリーンショット作成

AppLaunchpad
https://theapplaunchpad.com/

以前使ってた、ScreenshotBuilderっていうサービスが死んだので、クローンみたいに似ているこのサービスを使った。問題は結構お高い。月に30ドル近く、年間99ドル。一回作って解約するのが無難かな。。


*会計アプリ爆速タイマーを作ってます。人気記事はこちら



iOSアプリで自動継続課金をリジェクトされないためのチェックリスト(iPhoneの定期購読サブスクリプション)

このブログでは数年前からiOSの自動継続課金の情報をあれこれと書いてきたので、結構知り合いから相談を受けることが増えてきた。やっぱりビジネスやる上でこれからはサブスクリプションの時代だと思うし、僕もTaxnoteZenyVoicepaperで自動継続課金を利用している。

結論からいうと、継続的な収益を目指すには一回払いのアプリよりもちろん自動継続課金のほうがいいし、僕は間違いなくやってよかった。さらに、一年以上経つと、アップルの取り分も30%から15%になるのもでかい。

そして、iTunesの売り上げ分析もここ一年でかなりアップデートしてきており、自動継続課金を契約してくれるユーザ100人のうち10%は一年以上契約してくれてるユーザですとかも表示されたりする。

テスト期間も利用できるし、テスト期間から契約に至ったコンバージョンも分析でわかるし、昔に比べて本当にiOSの自動継続課金は使いやすくなっている。アップルもAppStoreの売り上げが会社の利益の3割を越していて成長分野なので、開発者の収益を増やすのに力を入れるという方針に舵を切っているのがありありとわかります。

昔なんてアップルの売り上げはiPhone端末を売ることだから、アプリの値段なんて0に近ければ近いほどよい。だから、開発者の継続的な収益への施策なんてやるインセンティブがないんだ!と言われていた。本当にいい時代がきている!

継続課金が上手くいくと長くアプリをアップデートしていくやる気もでるから、一回払いのアプリに比べて開発者側もどんどんよくしようっていうモチベーションが上がるし。

というわけで、これから自動継続課金に挑戦しようとしている人向けに、いろいろな時間を無駄にしてもらわないよう、チェックリストを作ってみました。

自動継続課金の基本情報は調べればわかるので、ここではアップルのルールに載っていない情報を中心に書いていく。

1.まずは自動継続課金の審査に通そう

はい、一番の難関がここです。ここは数年前はもう難攻不落で実質ツール系アプリは無理だったんだけど、一年ちょい前からルールが変わってほぼいけるようになりました。

AppStoreのガイドラインによると、「クラウド機能があるなど、ユーザに継続的な価値を与えるアプリ」だったら使ってもいいよというルール。これ、絶対クラウド機能がないとダメってわけでもないので、最終的にはアップルの審査員の判断になる。

だから、自分が出すアプリにクラウド機能があって、継続的にWebサーバコストかかるからっていう説明ができるならまず通ると思います。あとは、継続的になにかアップデートで更新されるとか。でも、そういうのがない場合は、「このアプリはちょっと自動継続課金に向いてないからダメですね」という審査員からの悲しい却下がくる可能性もあります。

でも、そこで諦めてはいけない。「いやいや、このアプリはここの部分でWeb側のコストがかかってるから、それを埋めるために継続的な収益が必要なんですよ!」とかいろいろ理由つけると、「おお、、そうか。。じゃあ。」といった感じで、普通に通ったりするケースもよく聞きます。

僕のVoicepaperの場合、アプリのユーザサポートに使っているバックエンドサービスに毎月結構なコストがかかるし、テキストを取り込む時にパーサも使うのにバックエンドサーバ必要なんで、自動継続課金か広告つけるかっていう収益モデルが必要なんですと説明したら、普通に通りました。

なので、まずは一回落ちても、もっともな理由を説明できると考えた場合は諦めないで何度か頑張ろう。というか、自動継続課金ってめちゃくちゃビジネス上重要な部分だから、みんな諦めないで再トライしてる人は多そうだけど。

重要なのはレビューワーとちゃんとコミュニケーションとって会話することです。ここ通るかどうかでアプリの価値が大きく変わる場合は、他の開発は最低限で済ませて、まずはここの審査通るかどうかを確認してから開発の続きをしたほうが優先順位としてはいいです。

僕もVoicepaper作ってる時は、最短距離で自動継続課金の審査チェックできるまで形にして、それを通って安心してから続きを開発していきました。

参考
*一番リスクの高い部分から始める

さて、次はマニュアルにはよく書かれてないけど、ここを抑えないと審査に落ちるよ、という部分を書いていく。

2.AppStoreの説明文に自動継続課金の概要を書く

とりあえず初めて自動継続課金を申請する人はこれでリジェクトされます。なので、この無駄な時間を節約するためにこのブログを書いているようなもんです。

これ、一回買い切りの課金を使ってる時はなんも言われないんだけど、自動継続課金だと、詳しい金額、自動継続課金のルール、解約方法、プライバシーポリシーへのリンクまで、全部をAppStoreの説明文に載せないとリジェクトされるんです。

詳しくは実物読むのが一番てっとり早いと思うので、VoicepaperのAppStoreの説明文からコピペしてみます。

この説明文の中に、以下の内容がないとリジェクトされます。

*有料版の概要
*有料版の価格
*復元について
*解約方法について
*自動継続課金について
*注意点
*プライバシーポリシーのリンク

こんな感じ。

■■■ 有料版について ■■■
無料版では3分ごとに広告が表示されます。音声読み上げは耳が慣れるまで抵抗があるので、まずは無料版で使ってもらい、気に入れば有料版を検討してください。

●有料版:Voicepaper Plus
月間払い 600円 / 月
年間払い 1,200円 / 年
有料版に加入すると5分ごとに表示される広告がなくなり、連続再生が可能になります。現在、新規リリースキャンペーンとして年間購入をセール中です。

●機種変更時の復元
機種変更時には、以前購入した有料版を無料で復元できます。(設定=>有料版から)購入時と同じAppleIDでiPhone・iPad端末のiTunesにログインしていてください。

●確認と解約
AppStoreアプリの最下部にある「おすすめ」を選択—> Apple IDを選択—>「Apple IDを表示」を選択—> 購読の中にある「管理」からVoicepaperを選択。この画面から次回の自動更新タイミングの確認や、自動更新の解除/設定ができます。

●自動継続課金について
期間終了日の24時間以上前に自動更新の解除をされない場合、契約期間が自動更新されます。自動更新の課金は、契約期間の終了後24時間以内に行われます。

●注意点
・アプリ内で課金された方は上記以外の方法での解約できません
・当月分のキャンセルについては受け付けておりません。
・iTunesアカウントを経由して課金されます。

●利用規約
https://texttospeech.helpshift.com/a/voicepaper2/?l=ja&s=general&f=privacy-policy-and-term-of-use

これ、実は、有料版の内容と価格、プライバシーポリシーのリンク以外はほぼどんなアプリでも同じなんですよね。だから、アップルも、こういうふうに書けっていうコピペ文をレビューワーがくれる。だから、僕もそれをそのまま使ってるだけ。初めての人はこの文章を参考にしてみてください。

3.アプリ内で、課金購入前の画面で自動継続についての説明を載せる

これもマニュアルに書いていない、もう一つのリジェクトハマりポイントです。

ようは、ユーザが自動継続課金を購入する前のアプリ内のUI画面に、上記で書いたような自動継続課金に関する説明事項を全部表示させないとダメと言われるんです。

「ええー、そんなこと聞いてないし、どこにも書いてないヨ!!」って最初は思うはず。なので、初めての人がリジェクトされて行ったりきたりして時間無駄にしないようにここに書いておきます。

これまた、そんなこと書かれてもよくわかんねえよって言われると思うので、VoicepaperのiPad版で、有料版購入画面をスクショとってみました。

2.で書いた項目をここでも表示させてるのがわかると思う。とりあえずこの情報が購入前のユーザが読めるように作らないとリジェクトされます。

さて、この3つがマニュアルに書いてないけどリジェクトされちゃうハマりポイントなので、ここさえ押さえておけば大丈夫なんではないだろうか。

補足

これ、最近、個人的にハマったことなんだけど、自動継続課金も審査通って、アプリ自体の審査も通ったのに、実際のアプリをリリース前に、プロモコードでテストしてみたら、なぜかinvalid IDになって課金が反映されてなかった。(アプリ審査通ったあとに、アプリをリリースせずにプロモコードを自分用に発行して、SandBoxではない本番環境のアプリをテストする。)

これ、すごい悩んで困ったんだけど、どうもiTunesのサーバ上で、アプリがリリースされた状態じゃないと自動継続課金のproductIDが反映されないということがあるらしい。それはだいたい24時間かかった。

となると、アプリを初めてリリースしたあと、AppStoreでダウンロード可能になるのは3時間後ぐらい、そこから20時間ぐらいはユーザが課金できないし価格も見れないというタイムラグが発生してしまう由々しき自体が発生してしまう。

解決策としては、モルジブとかよくわからない国だけ許可して、アプリをリリース状態にしてやり、24時間ぐらい待ったら自動継続課金のIDが反映されるようになったので、そのあと、全世界にリリースという処理をしました。今だけAppStoreのサーバがおかしいのかもしれないけど、こういう事態に遭遇したら参考にしてください。

関連リンク

Offering Subscriptions
(公式ページから継続課金の概要。日本語ないのかな?)

*リジェクトされまくったiOSの自動継続課金が規約変更でついに利用でき、使いやすくもなったので、Androidの定期購入と比較してみる
(iOSの自動継続課金の価格を後から変更しやすいこと、どういうふうに動くかなども書いてるので、まずはこっち先に読んだほうがよいと思う。)


*会計アプリ爆速タイマーを作ってます。人気記事はこちら



Olderposts

Copyright © 2017 うめのんブログ

Theme by Anders NorenUp ↑