最近、こういうすごく面白い動画を見ました。
芸人はめちゃくちゃ面白い職業だけど、競争が激しすぎて売れるまでが年々キツくなってる。高卒で初めて38歳でやっと売れ始める世界とか話してる。
なんでこんな厳しい世界かというと、他のスポーツ選手とかと違って、芸人は先輩達がいつまでたっても今のポジションにずっといる。
尚且つ、年々面白くなっていく。さんまさんなんてもうすぐ70歳近いのに、全く衰えない。楽屋でも誰よりもずっと喋ってる。
だから、若手が少ないポジションを物凄い競争率で争うんだけど、レベル高くなりすぎて、若手のための劇場にも、おっさんばっかりになってるとか。
これを見て、ふと疑問に思いました。
芸人はどんどん高齢化しているのに、お笑い好きの若者はたくさんいる。なんでだろう。
音楽とかは若者に受ける歌詞を書けるのは若いアーティストだったりするのに。もちろん、古いアーティストを好きな若者もいるけど少数派なはず。
お笑いも、年を取ってきたら若者にウケるネタがわからない、だから20代にウケるネタはやっぱり20代の芸人が強いとかなって、新陳代謝が自然と促されるとなってもいいはずなのに。
なんでだろうか。。
僕はお笑いに詳しくないので、詳しい人に聞いてみたい。でも、今は深夜なので、すぐ聞けるわけでもないので、ChatGPTに相談してみることにしました。
Chat GPTの返事
上記の文章をそのまま突っ込んで、聞いてみたところ、速攻で答えが返ってきました。
お笑いが高齢化しているにもかかわらず、若者に支持される理由はいくつか考えられます。
まず第一に、お笑いは時間や年齢を超えて楽しめるジャンルであるという点が挙げられます。良い笑いは何歳になっても面白いと感じることができますし、その面白さを共有することで、年齢や世代を超えたコミュニケーションが生まれることもあります。
また、芸人は自分たちが生きている時代の社会情勢やトレンドを上手く取り入れたネタを作ることができます。若手芸人は今の若者が興味を持っていることをよく知っているので、よりターゲットに近いネタを作りやすいと言えます。しかし、ベテラン芸人は長年にわたって経験を積んできたため、独自のスタイルや個性があることが多く、それが若者にも受け入れられる要因になることがあります。
また、過去に人気だった芸人のネタが再び注目を集めることもあります。若い世代にとっては新しいものでも、昔の世代にとっては懐かしいものとして受け取られ、多世代にわたって支持を得ることができます。
以上のような理由から、お笑いは高齢化しても若者に支持されることがあります。
なるほど。。もっともらしいけど、そうなんだろうか。僕はお笑いに詳しくないんだけど、合っているような気もする。
しかし、音楽の世界でも、ベテランは長年の経験を積んでるし、独自のスタイルや個性があるはずだ。音楽だって、時間や年齢を超えて楽しめるジャンルだと思う。
だがしかし、音楽業界は芸人の世界ほど、若手の椅子が全然ないってことは聞かない。一応、売れる若手ミュージシャンはぽんぽん出てくる。
音楽業界では大丈夫なのに、お笑い業界だとなんで歳とった芸人ばっかりになるの?
という質問を追加で聞いてみた。
音楽業界との違いは?
確かに、音楽業界では若手の登竜門として、数多くの音楽コンテストやオーディションがあり、その中から新人アーティストが輩出されることが多いですね。また、若手アーティストは自分たちの音楽性を磨き、常に新しい音楽を生み出すことで、ファン層を広げることもできます。
一方、お笑い業界では、売れるためにはテレビ番組に出演することが必要不可欠であり、その枠は限られています。そして、芸人は自分たちの持ち味を活かして、笑いを取ることが求められます。そのため、若手芸人が評価されるためには、高い技術や持ち味を持っていることが必要です。
しかし、芸歴が長くなるほど、持ち味が洗練され、多様な経験を積み重ねることで、さらに面白い芸風を作り上げることができます。つまり、芸人の年齢とともに、持ち味や技術が磨かれ、より面白くなっていくのです。そのため、若い世代だけが支持されるわけではなく、長年にわたってファンを獲得している芸人も多いと考えられます。
うーむ、つまり、若手の登竜門のためのコンテストやオーディションがあるからだと。
お笑い業界も、20代の芸人限定のお笑いコンテストとか、そういうのを作れば、若手芸人の椅子が無さすぎ問題は解決するんだろうか?
まあ、クラシック業界で一番有名なショパンコンクールには30歳という年齢制限がある。お笑いのM-1グランプリは結成15年以内という制限があり、年齢制限ではない。
でも、30歳までとかいう年齢制限作ったR-1とか、M-1とか作っても、今より劣化するだけなんじゃないかなあ。
どうしたらいいと思いますか?というのをまた質問してみた。
年齢制限だけではダメ?
こんな返事が返ってきました。
確かに、年齢制限を設けることで若手芸人の登竜門となる場を設けることもできますが、その方法だけでは解決しきれない可能性もあります。
例えば、年齢制限があると、その年齢に達していない芸人は、チャンスを逃してしまう可能性があります。また、年齢制限があっても、それに適合する若手芸人が限られてしまう場合もあります。
そのため、お笑い業界全体で、より多くの若手芸人がステージに立てる場や機会を増やす必要があると思われます。例えば、若手芸人が自分たちでライブイベントを企画するなど、自己主導的な取り組みも必要です。
また、業界自体がより多様化し、若手芸人の登竜門となる機会が増えることで、お笑い界全体のレベルも上がり、若手からベテランまで幅広く支持される芸人が増える可能性もあります。
業界全体で若手に機会を増やせば良いという、もっともらしい答え。
なんか、ChatGPTは議論の相手をしてもらうのに、結構面白いということはわかった。
それなりに納得感のある答えが返ってくるから、そうなのかなとも思ってしまう。
ここで、Google先生に聞いてみようと思う。ChatGPTが登場するまでは、Googleで検索して、それっぽい言説を探すのが一番早かった。
こういう記事が見つかった。
島田紳助がM-1を作った理由は、「芸人を辞めるためのきっかけを作ることだった」らしい。これはこれで興味深い。
ただ、この記事読む限り、芸人が高齢化してる現象は説明しているんだが、それでも若者のファンが減らない理由は特に書いてない。
Googleで検索していると、若者のお笑い離れとかいう記事もそこそこヒットしたが、もう眠くなってきたので、これ以上掘り下げるのはやめようと思う。
今度お笑い好きの人にこの質問をぶつけてみます。ChatGPTはもっともらしいことを言っているが、なんか、「なるほど。。そういうことか!」って感じにはなってない。
ちなみに、ChatGPTに聞いた文章のスクショはこちらです。
*自己紹介と過去ログはこちら。