KindleのVoiceOverが今年の5月にiOSアプリで使用できるようになった。これは僕のiPhoneでのながら聞き読書生活に衝撃を与える出来事で、素晴らしいアップデートだった。

そして、iOS7から、iOSのVoiceOver設定で高品質版というものが使えるようになり、これで音質がよくなった。だいぶ前から開発者だから知ってたけど、iOS7が正式リリースするまで守秘義務で言えなかったのです。

もう使いまくっているんだけど、KindleのVoiceOverの素晴らしさについて書きたい。

家事作業の時間が退屈で死ぬ、ジョギングも続かん

まず、なんで、ながら聞きに興味をもったかというとこれ。

一人暮らししてるんだけど、毎日、食器洗い、洗濯物を干す、洗濯物をたたむ、掃除機をかける、など、退屈なルーチンワークがエンドレスにやってくる。

さらに、毎日のジョギングや筋トレも同じように退屈である。どこかへの移動中も退屈だ。

この時、同じ音楽を聞いてもすぐ飽きるし、Podcastやラジオも面白いのは限られてるしタマがたりない。大きな問題だった。

しかし、ソファーに座った時は、インターネットしたり、いろいろやりたい事とバッティングするので、結構、本を読むだけの時間はちゃんと作らないと厳しい。

というわけで、退屈な家事作業やジョギングや筋トレを退屈だと思わないようにしたいなと思ってVoicepaperというアプリを作った。

簡単に説明すると、中古で買った本を自炊して、OCRでテキスト化して、それをVoicepaperで、家事作業したり、運動したり、歩いている時に聞いていたのです。

自炊作業がくそめんどい

しかし、大きな問題がありまして、それは当然ながら、本を自炊して、そっからテキスト化するのがくそめんどいということ。

さらに、Amazonで中古本を買って読んだら売るということができないため、ばかすか本を買ってたら結構お金かかってしまう。

LisgoでWeb記事聞いても、たいして面白い記事は多くないからすぐ終わっちゃう。TweetMashつくって、かなり面白いWeb記事をほいほい見つける事ができるようになったけど、それでも限界はある。

そもそも、やっぱりWeb記事と面白い本を比べると、本の内容のほうが聞いてて面白いし、すぐに終わったりしない。

でも、自炊作業がめんどい。

そこで、KindleのVoiceoverです。すでに電子書籍化してるし、Kindle版だと値段も若干安い。

たまに対応してないのもあるので、Kindleの無料サンプル版をiPhoneに送信して試すのがおすすめ。

Kindleの本がながら聞きできて、目でも読める

重要なのは、目で読みたい時は目で読めて、ルーチンワークしてて退屈だけど、目で読めないって時は耳でながら聞きできるということです。

これが、Kindleのボイスオーバーならできる!

さらに、Kindleの電子書籍本は世界でも一番タマがそろっていると思うし、英語の本だとほとんど読みたい新刊が全部Kindle化されて発売されてる!

やり方の説明としては、まず、iOSのアクセシビリティの設定に行き、ボイスオーバーのショートカットをトリプルタップにするのがおすすめ。

そして、Kindleを開いてボイスオーバーを使いたい時に、トリプルタップで切り替えて、そこから、二本指で上に画面をスワイプすると、ずっと止まらずに全ての文字を読み上げ続けてくれる。ページも自動で変わる。

二本指で画面をタップすると、一時停止、再生ができる。

さて、ここで大問題なのが、ボイスオーバーはiOSのオーディオプレイヤーを使っているわけじゃないので、ヘッドフォンでコントロールできないということ。

Voicepaperだと長押しで早送りできたり、イヤフォンで操作できたりできるんだが、できない。。

まあ、しょうがない。この不便さも、Kindleの書籍がさくっと買えて、すぐに読み始められる利便性があるので我慢して使っている。

ちなみに、AccSellの中根さんに教えてもらったんだけど、カバーケースをiPhoneの画面をふたする形式のものを使うと、ポケットにいれながらボイスオーバー再生し続けると聞いて、さっそくそういう形式の買ったらいい感じになりました!

日本語のデモ動画はこちら。

音質は慣れた

肝心のテキストスピーチの音質に関してなんだけど、最初聞いた時は、「いやあ、これはダメっすわ。僕は使わないっすわ。」と思ってた。

ところが、毎日のルーチンワーク時に退屈すぎるのと、その時に面白い本が聞けたら逆に楽しくなるので、続けていると、慣れてくるんですね。これが。

まあ、これはLisgoやVoicepaperの時の音質も、最初はダメだなこれと思ってたけど、しばらくすると全然慣れていったのに似てる。

方言みたいなもんで、聞きづらかったものが、ずっと聞いていると慣れてくる感じ。

ちなみに、iOS7の設定で高音質版を使うと品質がよくなります。
iOSの 設定 => 一般 => アクセシビリティ => VoiceOver => 言語と方言 => 日本語 => 高品質を230MB程度でダウンロード

自動音声の質に関して、個人的な感想は日本語だとこんな順位。
EvernoteのClearlyの音質 (Web経由) >> LisgoやVoicepaper >= iOS7のボイスオーバー(高品質版)

英語だとこんな感じ。
EvernoteのClearlyの音質 (Web経由) >> LisgoやVoicepaper >> iOS7のボイスオーバー(高品質版)

しかし、最初に慣れた音質によって個人差があるので、好みもあると思う。

Kindle WhisperSync for Voiceに関して

実は、KindleはAudibleというオーディオブック会社を以前に買収していて、Kindleで読んでいるページと、Audibleで聞いているページを、クラウド経由で同期してくれるというサービスをやってる。

これは僕も、なんども使ってみたんですが、どうも同期が速攻でサクサクされないからダメだった。

特に、オーディオブックで音声を聞いていて、わからない単語が出たらすぐにテキストを読みたいっていうことしたいのだけど、これがなかなか同期してくれなかったり不安定で使えなかった。

やっぱ、同時にハイライトするとか、常に画面上で朗読中の部分をテキスト表示してくれないと困る。

その点、KindleをVoiceOverで聞くと、ハイライトはないものの、同じページは表示されているので、わからない単語があれば、使いやすいKindleの英和辞典がすぐに使える。

まあ、Audibleで購入したオーディオブックは人間が朗読しているから完璧ではあるんだけど、目で読みたい時にすぐに移行しにくい、WhisperSync for Voiceも同期がうまくいかなかったというので続かなかった。

あと、Audibleも買うと高いし。(KindleとAudibleどちらも買うと割引してくれる場合もあるが)

これがWhispersync for Voiceの動画。

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