1ヶ月ほど前から、麻雀という最強のゲームにハマっております。今更ながら。(僕は酒、タバコ、ギャンブルしない人間なので、雀魂というゲームの段位戦がメインです。それと友達同士の麻雀。)

昔だったら、ああ、こんなゲームばっかしてたら人間ダメになるわ、もっと生産的な仕事に繋がるあれやこれやをしないとあかんわみたいに思ってたと思います。

しかし、僕は年齢を重ね成長したので、そんな小さな事は気にしないようになり、100%、このハマり具合を純粋に満喫しております。今に集中しております。

というのもですね、人間、相当ハマるというものに出くわすことってなかなかないんですよ。趣味でも、仕事でも、なんでもいいんだけど。今まで生きてきて、寝る間も惜しんで死ぬほど楽しめるものって5年に1つぐらいの出現確率もないんではなかろうか。

まず、小学生の頃はサッカー、高校でギターとかドラム、その後、FPSゲームで、ようやく仕事に繋がるプログラミングにハマった。その後は、漫画やら読書やら、コツコツ楽しめるものは出来たんだけど、これは寝る間も惜しんでというより、気長にコツコツ楽しむ感じ。

数年前、バロラントというFPSゲームに数ヶ月ほどハマった時期もあったけど、これは瞬間最大風速的で、数ヶ月ぐらいしか続かなかった。ただですね、あの時期に感じた毎日の幸福感は素晴らしいものだった。色々研究して上手くなっていく時間がプライスレスでした。

こう考えると、ああ、早くあれやりたいなワクワク、みたいなものがあるのはとても貴重だと最近ずっと考えてたんですよ。なので、次に何か来たときは、存分にどっぷりハマることを噛み締めるぞと常日頃から考えてた。その楽しい時間はいつまで続くかわからないわけだし。

ここで、そのハマる経験が後々仕事に繋がるとか、人生に役立ったとか、そういうことはどうでもいいんですよ。まあ、結果的に役に立つことは多々あるんだけど。それより、人間にとって一番の幸福とは、今に集中することであるといろんな坊さんやら哲学者やらも言ってます。

つまり、人間なんてものは、暇があれば過去と未来についてあれこれ考えてしまって、今に集中できずにストレス抱えちゃうらしい。

だから、なんかにどハマりしてその時に集中できる趣味を見つけられた人は幸せ者なんだけど、そういうものってお金をいくら出しても簡単に見つからない。なので、できるだけ末長くこの状態が続いて欲しいんだけど、そう簡単にはいかないと思う。

なぜか。それは、人間、初心者から中級者ぐらいまではポンポンとテンポよく成長していくんだけど、ある一定の壁にぶち当たるとかなり成長が止まる。止まるどころか、自分の限界が見えてしまって、これ以上は上行けそうにないぞとなる時期が来る。

なんでも成長を感じてる時が一番楽しくてハマるんだけど、壁にぶち当たった時にそこで踏ん張れるか、もういいやって飽きてしまうかが勝負どころだと思ってます。


*家計簿読み上げのアプリ作ってます。自己紹介と過去ログはこちら