最近NetflixやHuluにハマってしまっている。AppleTVを購入したらさらに快適になって、どんどん引きこもりに拍車がかかりそうで怖い。

もともとは、僕の周りで評判だったハウスオブカードを見るためにNetflixに入ったわけだが、ある時、ドキュメンタリーというカテゴリをクリックしてみると、去年飛行機の中で見た秀逸ドキュメンタリーがすべて日本語字幕で揃っている事を発見。

例えば、RSS作ったり、海外で大人気のRedditの創業に関わったりしながら、図書館のデータぶっこぬいて万人にシェアするんだという行為で起訴され、自殺してしまったアーロンシュワルツのドキュメンタリー。これはハッカー文化とかプログラマとかに興味がある人なら面白いに違いない。

というか、ハッカー文化やらテクノロジーやら、IT業界に興味がある人なら面白いに違いないと言い切れるドキュメンタリーがたくさんあるので、そういうカテゴリに属すると思う方なら、これはもう入らないと損なんじゃないだろうか。

僕が一番面白かったのは、プリントザレジェンドという、レーザープリント業界のスタートアップ物語である。面白かったので、以前勢いでブログまで書いてしまっている。

3Dプリンタ業界を描いたプリントザレジェンドが傑作

しかし、ちょっと前はワーワー騒がれてたのに最近はレーザープリントとかDIY系の話題があんまり聞かないですね。最近はフィンテクとかAIとかが話題になってて、ほんとIT業界の話題の中心は移り変わりが激しいな。

ちなみに、残念ながらフィンテク系のドキュメンタリー作品は見つからなかった。こっち系に興味ある人は、Fintech革命という雑誌を立ち読みしたらいいと思う。全部読む必要はないけど。あれの、海外で流行っているサービス特集みたいな部分を読むと日本に比べてすごく進んでいるのがサクッとわかって面白い。

日本はマネーツリーとか、良質なお金管理系のアプリがここ数年で認められて銀行とも連携ガンガンしてるけど、あっちの世界は審査基準をSNSでわかるデータを元に一瞬で割り出して今まで融資できなかったような人たちにもお金を融資できるといったスタートアップの紹介がたくさんあった。

いやあ、フィンテクって銀行が仕事奪われるのかって思いがちだけど、一番最初に仕事奪われるのはヤミ金牛島くんなのかもなとあれを読んでて思った。日本よりだいぶ進んでいるイメージを受けたので、読んでみると面白いと思う。

FinTech革命(日経BPムック)

あれに比べれば、僕の作った帳簿入力のTaxnoteとか家計簿のZenyなんて、Web連携さえもしないし、化石状態のアプリなんじゃないだろうか。逆に、そういうのを求めてる人にはいいんだろうけど。元はといえば、結構リアルで会った事のある人のインタビューが掲載されてたから読んでみたんだけど、よく考えると自分もお金関係のアプリを作ってるからフィンテク業界の住人ですと言ってもいいのだろうか。

話がそれた。Netflixのドキュメンタリーである。

その他に面白かったのが、ディープウェブっていう作品。これはTorっていう暗号ソフトを用いたアングラマーケットサイトをテーマにしてるんだけど、これを誰が作ったかっていうのがわからず、警察に逮捕されても、こいつは本当に主謀者なのかわからないっていうオープンソース系世界における警察対ハッカーたちの話。

この作品に出てくるアングラサイトでは、違法ドラッグが簡単に手に入って、中には殺人依頼もあるっていう驚愕のサイト。でも、サイト創設者の思想はリバタリアズムで、元はといえばメキシコとアメリカで大問題になってる麻薬戦争の暴力の連鎖を止めるには、ドラッグを簡単に手にいれられるようにするしかないという主張があったというのがサイバーリバタリズムに興味ある人なら面白いと思うんじゃないだろうか。

実際、このサイトができてから麻薬関連の犯罪や殺人の件数が減っていったらしい。

そういや、最近見たボーダーラインっていう映画も面白かった。アメリカとメキシコのマフィアの仁義なき戦いというか、殺し合いというか、あそこはリアル北斗の拳すぎて本当に恐ろしい。あの映画みた後では、絶対にアメリカとメキシコの国境沿いを車で通過したくないわとブルブル震えてしまう。

ついでに、こっちも面白かったよというのが、Eスポーツ業界のドキュメンタリーである。その名もeスポーツ: プロゲーマーたちの闘い

Eスポーツってなんなの?っていう人のために説明すると、PCゲームが上手い人たちがプロゲーマーとして大会に出て賞金を稼いだり、チームにスポンサーがついたりしてる世界です。

僕も昔はカウンターストライクっていうFPSゲームに廃人のようにハマりまして、夜な夜なマウスとキーボードでバンバン撃ったり、チーム戦したり、果てまでは大会運営までしたりしたので面白かったんだけど、これはスタートアップ業界の人が見て楽しめるかは不明だ。

PCゲーマーなら楽しめると思う。一番印象に残っているのが、それぞれの選手が、「この競技を自分が辞めるのが早いか、それともゲーム自体が廃れるのが先かわからないけどね。」とインタビューでよく言ってたところ。

テニスとかサッカーでプロを目指す人達は数年後に競技そのものが廃れている可能性はあまり考えないだろうけど、歴史が浅くてすぐに新しいのがどんどん出てくるゲーム業界と他のスポーツの大きな違いはここなんじゃないだろうかと見てて思いました。

まだ見てないけど、アノニマス扱った作品やら、ジョブズのドキュメンタリーやらもあるので、こんなに面白い作品が月額で見放題なんていい時代すぎて困ってしまう。音楽聴き放題といい、映画ドラマ見放題といい、ネットだけでも十分楽しめるのに、格安で楽しめる娯楽がどんどん拡大していって、今後どうなっちゃうんでしょうか。

ちなみに、IT業界で人肌あげるぜ!っていう人や、ビジネス界でのし上がりたいっすっていう人は、立身出世もののハウスオブカードが面白いと思う。主人公は極悪すぎるけど、ひたすら政治の汚いドロドロ駆け引きの連続。久々に猿のようにハマって全シーズン見てしまった。

Netflixで何が新しい体験だったかというと、家で見てるドラマの途中の続きを、電車の中からスマホで視聴できるってとこだった。これはやばかった。電車の中がまったく退屈にならない。勝手に最後に見た箇所からシンクロするから操作も楽だし。

おかげで格安simが一気にデータ制限かかりました。注意してください。


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