最近はもう動画の時代ですね。Twitter作ったジャックドーシーも、「ユーザに読ませるな。動画を見せろ。」と言ってます。

これ、直感的にまったくもって正しいというのはよくわかる。自分が新しい製品を調べる時も、説明文とか読むのがだるいからとにかく動画でまずはザックリ概要を掴みたい。

プログラミング学習も、かんたんな部分であれば、Youtubeで解説している動画をざっと見た方が参考書読むよりはるかに高速道路なんですよね。これは、アプリに初めて触れるユーザでも同じだと思う。

いくらスクショと解説記事が充実していても、アニメーションの連続でどの部分をタップして、どの画面でどう操作するかは、もうこれ、圧倒的に動画がわかりやすいんですよ。文字と動画では越えられない壁がある。

立派な動画作成は面倒

でも、動画って作るのが相当めんどいのです。

特にプロフェッショナルな動画となると、脚本、音声、編集など、ものすごく時間がかかる。特に僕みたいな予算も時間もない個人開発者としては、プロモーション動画を作るのは常に後回しにしてきた。

例えば、海外のサービスだとこんなステキ洒落おつな動画がいっぱいある。

こんな動画作ろうと思ったら、結構お金かかっちゃいますよ。。資金豊富じゃないとやってられない。

さらに、スタートアップだとステキ動画はそのまま資金調達時にも使えるから価値が高いんだろうけど、僕の場合はどんなアプリかを理解してもらえれば必要十分です。

そうは言っても、以前はこういう考えもありました。初めてのユーザには機能や操作方法ではなく、その製品で得られる体験を伝えないといけないと。

体験を伝える動画

体験を伝える動画って面倒なんですよ。まず数時間では作れない。

僕は以前、Voicepaperというテキスト読み上げアプリが人気出たから、このアプリで得られる体験をできる限り伝える動画を頑張って作ってみた。

これはこれでいいと思うんだけど、個人製作で撮影道具もiPadだったことを考慮しても、脚本、撮影、音楽、編集などでかなり時間かかった。時間も手間もかかるなら、こういうものを作るのは二の足を踏むし、どうしても後回しになりますよね。

ここまで時間かけて効果のほどはどうだったか。これは今でもよくわからない。効果測定を厳密にやるのも手間に見合わないし。

以前、競合アプリの開発者が無料でプロモ動画を作ってくれたという神様からのプレゼントみたいなこともありましたが、まあこんなことは一生で一回あるかないかです。

操作解説を撮影という選択肢

つまり、動画作成は効果的だけどコストが高いと今まで思っていたんだけど、これは間違っていたかもしれない。

製品の提供者側としては、どうせ動画を作るならショボく見えないようにできる限り立派なものを作りたい気持ちがあるけど、ユーザからしたら直感的にわかる説明動画をさっさと見て価値があるかどうかを判断したいはずなんですよ。

特にツール系のアプリだと用途は最初から認識してもらえている場合が多いから、あとは使いやすそうかどうかを伝えられればいい。

これにハッと気づいたのが、自分が新しいプログラミングの学習をしている時に使っていたドットインストールとか、Youtube動画でした。単純に操作をしながら声で解説する動画があるかないかで全然違うなと。

例えば、iPhoneアプリ作成の解説だとこんなの。

これって、単純に操作しながら喋っているだけなのに、テキストとスクショだけのヘルプには絶対かなわない圧倒的な情報量があるんですよ。

これだと。なんで今までやらなかったんだと。

これなら撮影とiMovieでの編集も含めて、数時間もあればできちゃう。それぐらいの時間ですむのに、あるとないとで相当違うからコスパ高いのも間違いない。

ユーザからの質問がある時、今まではできる限り分かりやすく説明するのが大変だったけど、ひとつ解説動画を作れば楽チンだ。返信する時は、簡単な説明した後、詳しくはこの動画のこの部分を参考にしてくださいと言えばよい。

3時間で作ってみた

というわけで、白色申告・青色申告の帳簿付けアプリ、Taxnoteの解説動画を作ってみた。

1:25~ 仕訳帳の編集方法
1:45~ 備考入力や電卓での計算
2:10~ 損益表での年別・月別・日別表示
2:40~ 勘定科目の並び替え・名前変更
3:25~ 科目・支払い方法の新規作成
4:00~ データの一括削除方法
4:55~ データ出力
7:15~ アップグレードについて

まずはウダウダと基本操作を説明しながらiPadで撮影。iMovieで編集して終わり。

編集作業は5分ごとに撮影したもの4つのクリップをくっつける。そこから、適当に字幕をつける。最後に、サクサク観れるよう、1.4倍速にして終わり。

めちゃカンタン!3時間ぐらいで終わった!

もちろんこの動画はアプリ内のヘルプページの一番上に置いて、上に書いた目次と一緒に使ってます。

短い時間で最大限の効果が出ることはなんだろなといつも考えているんですが、こ解説動画はもっと早くやればよかった案件なので、これから積極的に採用していきたいです。


*確定申告のTaxnoteなど作ってます。自己紹介はこちら。エンジニアもゆる募