モバイル全盛の時代だけど、アプリのWebランディングページを洗練させる意味も大きい理由

モバイル全盛の時代だけど、アプリのWebランディングページを洗練させる意味も大きい理由

これからはモバイルしか使わないユーザがどんどん増えるから、アプリのランディングページよりストアのスクリーンショットを洗練させるほうが優先順位としては先だと思う。

ほんのちょっと前まで、今後はパソコン持っていないユーザが増え、モバイルから直接ダウンロードできるんだから、Webでアプリのランディングページを作るメリットは低いと思っていた。

しかし、アップストアで見つけてもらうのはアプリが増えるにしたがってどんどん困難になっているし、iOS6のストア仕様変更でさらに厳しくなった。

そんな時、この記事を読んでちょっと考えを改めました。よくよく考えると確かにWebならではの利点は多い。

A Marketers Guide to Selling Your Mobile App (Without Apple) (英語)

アプリのランディングページの質を高めて、ABテストやら、ソーシャルを使ったバイラルの仕組みなど、Webならではのマーケティングをやりまくれるunbounceというサービスがある。

海外の有名なアプリマーケティング本である、AppSabbyの作者なんかも開発に関わっているらしい。

アップストアで出来ることの限界を超えたアドバンテージとしては、

  • 動画や写真をストア内より遥かに上手く見せられる
  • ランディングページ内で様々なABテストができる
  • SNSやメールを利用したソーシャルなマーケティングができる

など、他にもWebならではの仕掛けができる。

アップストアに直接飛ばして、ダウンロードボタンを押してもらう事に比べて、まずWebページを見てもらってからとなると不利かもしれない。

ただ、無料アプリであっても、まずユーザにダウンロードをしてもらうことさえも難しいアプリ戦国時代では、ランディングページである程度ユーザの気持ちをつかんでおくというのはありだなと思った。

unbounceは月額課金制度でちょっとお値段お高めだけど、このレベルのマーケティングサイトがすぐに実現するのは良い時代であります。動画を作るコストも大変だけど。

アプリ内で初期ユーザの心をつかむのは大変

アプリを開いてからどんなアプリかを説明する動画とか、そのアプリで得られるUXは何かを説明するのはもの凄くハードルが高いんですよ。

なぜかというと、モバイルアプリを開いている状況と、Webページを開いている状況ではユーザのシチュエーションが違う。

モバイルアプリを開いている時のユーザはせっかちだ。

何かをしながらとか、野外でとか、Webページを見ている時に比べて、ユーザの注意を引きつけるチャンスは非常に少ない。

また、動画で説明しようにも、移動中ですぐにオフラインになったり、ネットの環境が悪い場合もある。

それに比べて、Webのランディングページを見ている時のユーザは、座ってパソコンの前にいて回線もよい場合が多い。(モバイルから見てる時もあるけど)

また、アプリ内に動画を入れるとアプリサイズが跳ね上がるし、リンク飛ばすと回線が遅くて見てもらえない可能性も高い。

アプリを開いた直後に、小さな画面を使って、そのアプリを使えばどんな体験が得られるか、最低限の操作方法など、アプリのよさを知ってもらうのは相当難しい。

理想としては、チュートリアルがいらないほど簡単な操作のUI、使いながら覚えられるUI、説明のいらない分りやすいコンセプトなんだけど、これはアプリのタイプによって大きく難易度が変わる。

開発者としても、アプリを開いた直後のUXをどうするか、ここのレベルを高めるのは思った以上に開発コストがかかる。

結局、初期のバージョンは、アプリのコンセプトがある程度分ってもらえるユーザ向けの作り方で、初回起動時のUXは開発コストの関係から後回しにせざるをえない場合が多い。

なぜかというと、最低限、最も重要な機能だけを搭載した初期バージョンでは、まずはヘビーユーザに気に入ってもらえるかどうかが重要だから。

何も知識がなくアプリを開いてしまったユーザへのおもてなしを実装する開発コストは、最初のユーザの反応をチェックした後、広い層に広げる時にやったほうが効率がいいと思う。

アプリ内で、何も知らずにアプリを開いたユーザでも混乱しないような細かいUXをプログラミングで実装するコストを考えれば、Webのランディングページのレベルを高めて、ある程度そのアプリのコンセプトを学習してもらうやり方は賢いかもしれない。

こんな事を考えている時に、最近読んだモバイルファーストを考え直すというような海外の記事を思い出した。

もし、この記事をお楽しみ頂けましたら、お友達にシェアしたり、コメントして頂けると嬉しいです。


One Thought on “モバイル全盛の時代だけど、アプリのWebランディングページを洗練させる意味も大きい理由

  1. Pingback: モバイルファーストは間違いだったのか « うめのんブログ

コメントを残す

Post Navigation